まずは登場人物の紹介です! 橋本美波(主人公) 橋本美音(美波の妹) 相崎真理(美波の親友1) 美咲優羽(美波の親友2) 中原将直(美波の彼氏) 永友悠木(中原の親友。美波の幼なじみ) 田辺俊也(中原の親友2美波が好きらしい) …などです! これからも増えるかもしれませんが そこの所ははよろしくお願いしますw 1. shooting starsの下で
今は夜。満天の星空の下に立っている。
今ね、うちがだ~い好きな「中原将直」君に呼び出されたんだぁ~♪ メッチャ嬉しい!! 早く来ないかな~?
将直「ごめん。遅れた」
美波「あっ来たんだね。べつにいいよw」
将直「ほんまにゴメンな~」
美波「だからいいってw」
美・将「「…」」
なぜか気まずくなって沈黙が続いた。 先に沈黙を破ったのは中原だった。
将直「星がきれいだな…」
美波「わぁ~~ホントだ!!きれ~い」
うちらは空を見上げて星を見ていた。 そして、また沈黙が続いた。
美波「あっ!そういえばなんで中原はうちを呼び出したん??」
将直「ああ…なあ橋本。」
美波「なに??」
将直「俺…お前のことが好きなんだ」
美波「え??なんて言った??」
将直「だからっっお前のことが好きだ!!」
美・将「「…」」
将直「ごめんな」
美波「謝らないで!!わたしも好きだからっっ!!」
将直「え?」
美波「…好き」
将直「え…マジで??」
美波「うん…これからよろしく!!」
将直「うん!」
そして二人はふと空を見上げた
シュッッッ―
流れ星が流れた
美波「あっ!!中原見た!?」
将直「みたみた!!すげかったな」
美波「うちらラッキーだねw」
将直「うん。じゃあもう夜遅いから帰ろうか」
美波「うんw」
そして、私たちの物語は始まった 流れ星が流れるとともに… 2.友達
美波「おっはよ~ん♪」
真理「おはよー!今日はやけにテンション高いねw」
美波「そうなんだよ~~♪うちねついに…つきあうことになりました~!」
真理「え~!!まさかまさかの中原と??」
美波「うん☆」
真理「いいよな~でもうちは永友狙いだし♪絶対つきあってみせる!!」
そして、私たちは恋バナについてずっとしゃべっていた。 悠木のことや私たちのこと。
あっちなみに悠木とは真理の好きな人で、 うちの幼なじみなんだw
優羽「おはよ~」
真理「優羽!!おはよ~!!ねえそれより美波がね…」
美波「あ~真理待った!!うちが言うから!!」
優羽「え!?なになに!?」
美波「あのね・・・中原とつきあうことになりました!!」
優羽「え!?マジで?マジで?」
美波「うん///」
真理「うち、好きな人ならいるよ!!永友悠木なんだw」
優羽「うちもね、好きな人出来たよ!!」
真理「誰々誰々誰々!?」
美波「うちも聞きたい!」
優羽「好きな人はね田辺俊也くん!!」
美・真「「え~~!」」
真理「まじで?田辺君ってイケメンだからライバル多いじゃん!!」
優羽「うん☆」
美波「がんばって!!」
優羽「うん!頑張るよw美波と真理も協力してね☆」
美・真「「うん!!」」
しばらくして優羽を傷つけてしまうことも知らずに美波は楽しそうにしゃべっていた。
そして、その日。 私たちの会話を聞いていたクラスの人には うちと中原がつきあうことが ばれてしまったんだ~(泣)
そのことは田辺俊也にも伝わってしまった
そう…田辺に…
噂によると好きな人はどんなことをしてでも 手に入れようとするらしい
私が聞いたことによると 毎日ストーカーされたり いっしょに帰らされたりするらしい
でも、すごくかっこよくて この事を知らない人(ほとんどの人は知らない)に人気があるのだ。
そして、田辺は今…中原の友達そして…
私のことが好きなのだ。 でも、知ったときには遅かった。 私の恐怖の日々が始まる
美波「なお~帰ろ~!!」
うちらがつきあい始めて1週間。
うちは中原のことを「なお」 中原はうちのことを「美波」 と呼ぶようになっていた。
将直「ごめん…今日再テで残らないといけないんだ」
美波「そっかぁ~じゃあ先帰っとくね」
将直「ああ。終わったら電話するよ」
美波「うん!ファイト!!」
たぶんこの判断がいけなかったんだろうね あの時「じゃあ待っとくよ」って言っておけば… こんな事にはならなかったのに
美波「帰る人いないから暇だ―!」
うちはいつの間にか叫んでた。 って言うかホントに暇だった。
私はトボトボと帰り道を歩いていた。 すると、私の後ろに車が止まった。 特に気にしてなかったからわからなかった。 するとその時…
美波「きゃ~!」
車から出てきた男がうちに何か薬品をかがせた そして、私は気を失った。
……
しばらくして気づいたら、 車の中にいた。
運転してるのは知らない人 助手席も知らない人
そして、隣にいたのは……
…
田辺俊也だった。
うちはびっくりしすぎて声が出なくなった。
田辺「やっと気がついたな」
美波「なんでここにいるの!?」
田辺「だって、お前をこの車に入れたのは俺の下だもん」
美波「…降ろしてよ」
田辺「やだね。つかまえた意味ないじゃん」
美波「なんでうちなのよ。うちじゃなくてもいいじゃん」
田辺「誰でも言い訳じゃないし。そんなこと一言も言ってないし」
美波「じゃあなんでうちなのよ」
田辺「今はお前が好きだからだよ。中原からなら奪えると思ったしな。ははははは…」
美波「うちは中原が好き。あんたなんか好きにならないよっ!!わたしより、あんたのことを好きな人がいるんだから!!」
田辺「でも、一回ぐらいいいじゃ~ん」
美波「だめ!はなして!!」
……そして、車が止まり、田辺の家に着いた。
(うわ…意外と大きい…ってこんなこと考える時間じゃないし!!)
田辺はうちをお姫様だっこをして家の中に連れて行った。 そして、その中の田辺の部屋だと思われる部屋に連れて行かれた…
そして、家の中に連れて行かれたうち… まあラッキーなことに 田辺の部屋にお兄さんがいて、
兄「お前なにやってんだよ」
田辺「みりゃわかるだろ」
美波「たすけ…」
私は必死に抵抗していた
兄「無理矢理はやめろ。やめないと半殺しにするよ??俺は女の子は守る主義なんだから♪」
田辺「ちっ…わかったよ」
まあそう言うことで逃れられた。 ラッキーだw
そして、その日は家に帰った。
次の日。 うちが家を出てみたら… いつも迎えに来てくれるなおと…
電柱に隠れている 田辺がいた。
一瞬のことだった。 後ろから足音がして 不意に後ろを向いたときには… もう覚えていない。
そして、しばらくたったある日。 うちは病院の中にいた。 周りにはたくさんの人が集まっていて… でも…
誰一人覚えてる人はいなかったんだ。
3.記憶障害
将直「美波が起きた!!」
悠木「心配したんだぞ~でもよかった。目が覚めてw」
真理「美波!よかった~!」
優羽「美波?大丈夫??」
色々な人が声をかけてきた。 でも、誰かわからない でも、私の名前を呼んでいる 誰だろう??
美波「ねえ…みんな誰??」
「「ええ??」」
美波「だれ???」
すると、みんながざわざわし始めた。
悠木「みなみっ!ホントに覚えてないのかよ」
美波「??」
すると、白い服を着た医者が入ってきた。
医者「みんな…ごめん話は聞いていた。橋本美波さんは…」
すると、医者は黙ってしまった。
悠木「なんだよ、さっさと言えよ」
医者「脳の部分的な破損が原因で記憶障害になっている」
みんな、びっくりして声が出なくなっているのか誰も何も言わなくなった。 私は何も覚えていない 何か思い出せないのか… 思い出したいよ…
~将直~ なんでだよ なんで美波が記憶障害になるんだよ 全員のことわすれていたから… もしかして…
俺らがつきあってることもわすれてるのかよ お願いだよ思い出さしてくれよ 俺は医者の所に行ってみた。
将直「先生。美波が記憶を取り戻す方法ってないのですか?」 そう、俺はこれが聞きたかったのだ。
医者「う~ん……むずかしいね。でもどうして取り戻してほしいんだい?」
将直「俺と美波はつきあってたんです。どうしても記憶を取り戻してほしいんです。おねがいします」
医者「う~ん。絶対戻るとは言い切れないんだが、一つ方法がある」
将直「あるんですか!?おしえてください!」
医者「それはだな…」
俺は美波のためなら何でもする 記憶を取り戻してくれる可能性が1%でもあるのなら・・・
医者「お前がその子のそばにいて、話しかけるんだ」
将直「え?」 もっと治療法とかがあるのかと思ったのだが 違うかった。 とても予想外だった。 って言うかこれで直るのか?
俺は、信じてみることにした。 少しでも可能性があるのならば
トントン 美波「どうぞ」
ガラガラガラ
将直「よぅ」
美波「私の友達??」
将直「友達・・・だな」
美波「こっちに座ってください」
空いている席を指さした。 そこには、美波の携帯がおいてあった。
将直「はい、おいてたよ。携帯。」
美波「あっ、ありがとう」
将直「ちょっと貸してくれるかな??」
美波「はい…」
俺は電話帳の中を検索した。
将直「これ・・誰かわかる?」
俺は、美波の友達の名前を指さした。
美波「わかんないです…私の友達ですか?」
将直「ああ。あっ、俺の名前はな…あった、これだよ」
美波「な・か・は・ら・ま・さ・な・お さん?」
将直「ああ、お前の彼氏だ。わかるか?」
美波「彼氏…私は貴方のことが好きだったってこと?」
将直「多分な」
美波「こんなかっこいい彼氏いたんだ…思い出したいよ。なんで記憶がなくなったんだろう。思い出したいよ…」
俺は、なんて声をかけていいかわからなくなりうつむいてしまった。 美波が泣いているのに何も出来ない俺はホントに最低だ こんな俺に、美波の記憶を取り戻させることは出来るのか? 今の俺は
不 安
この2文字で表せるが、考えきれないほどの大きいものだった。
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