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タイトル:フツバナ選手権!! 短編

まぁ、原作漫画を読んでる人は分かるように、普通で、オチのない話です。
ある人なら、誰でも書き込んでくれていいです!

カービィ 2009年04月02日 (木) 22時31分(447)
 
題名:赤い液体と馬鹿

いつものように、理紗と泉とわたしで、少し薄暗い中、家へと足を進めていた。
「でさ〜。hahahahaha」
いつものように、くだらない話が飛び交う。

いつもと同じなのに、なぜか胸騒ぎを覚えた。

「じゃ〜ね〜。」

いつものように分かれた。
いつものようにいつもの道を通る。

いつものように大通りを通り、いつもの角を曲がる。
その時―

「ウッ!!」
激しい異臭とともに、吐き気を覚えた。
「何だこれは……………」

慌てて大通りへ戻る。
再び、何もなかったかのように、いつもの景色が広がった。

何もなかった。何もなかったんだ―
そう言い聞かせるようにして、また角を曲がる。
「ウッ!!」
いつもではない空気が、五臓六腑に染み渡る。
ここを通ったら、いつもがいつもではなくなる気がした。
でも、通らないと、帰ることは出来ない。それを知って激しい悪臭に耐えながら、いつものように道を歩く。

何もおきてない―
何もおきてない―

頭にそう言い聞かせ、歩く。


「うえぇええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだ!?

その瞬間にして、何かが変わった気がした。
いつもはいつもではなくなってしまった―
胸の鼓動が、激しくなる。

ドクンドクンドクン

耐え切れなくなり走り出そうとする。しかし、胸の鼓動と激しい呼吸が邪魔し、すぐに走るのを止めた。いや、とめるしかなくなった。

再び歩き始めた時。

『パリン』

なにかを割ってしまった音がした。

!!
赤い液体と、赤い血のついたビン!

「イヤッ!」
思わず声を出す。
その赤い液体は、すぐ手前の角に同じように垂れていた。

今すぐダッシュで帰りたかったが、何かが私を引きとめた。
気になるという意思が、全てを邪魔した。

角を曲がる!


すると、その先にも、赤い液体が!

また角に、いや、公園の入り口にだ。
もう辺りは暗くなり始め、夜になっていた。

街頭の明かりをたよりに、公園を見回す。

トイレ!!女子トイレのところに、手形の赤い跡が!

女子トイレということが、最悪の不運だったのだろう。男子トイレなら、ここで終わりになってたかもしれない。
だが、好奇心という欲望が、全てを防いだ。

トイレに入った……………






!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「雪路かよ!」


全てが馬鹿馬鹿しくなった。
「おえっぷ!」

「あ?ミキィ?」
「馬鹿やろーーーーーーーーーーう!」
思い切り頭をたたいた。

そして。
「あはははははははは!」
大きく笑った。



※どうでしたか?どうせなら、普通の話+ちょっとイイ話もにしてみようと思いまして。だいぶ馬鹿馬鹿しい話になってしまいましたが。気が向いたらまた書きます!

カービィ 2009年04月02日 (木) 23時08分(448)


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