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ハヤテのごとく!小説掲示板

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タイトル:アナザーストーリー 恋愛

「ハヤテのごとく!」のヒロイン達とハヤテの恋愛の話です。^−^
一つ一つアナザーストーリー(パラレルワールド)になっています!
一応、ナギ・マリア・ヒナギク・伊澄・咲夜・泉・歩等をかく予定です!

朱雀 2008年10月21日 (火) 20時33分(341)
 
題名:伊澄アナザーストーリー (1)

          私はヒロインではない・・
           お二人の邪魔をしてはいけない

ずっとそう思ってきた。ハヤテ様を諦めるつもりだった。
でも、やっぱり・・・私・・・

「ここはどこ〜?」
伊澄はオロオロしながら都会の中を歩き回っている。
また迷子になったのだろう。
「あれ?伊澄さん?どうしたんですか?こんなところで?」
(・・ハヤテ様・・!)
伊澄は涙目になりながら振り向いた。
「・・・迷子ですか」
「・・・・」こく
伊澄は小さくうなずいた。
「どこに行く途中だったんですか?」
「・・・自宅へ・・」
ハヤテは手をポンッと叩き、
「ああ!それなら僕が送っていきますよ!」
「ええ・・!?でも・・・」
「遠慮しないで下さい」
伊澄は少し顔を赤く染めながら、
「では・・・よろしくお願いします」



ビューー・・・冷たい風が吹いている。
「クシュン!」
伊澄が寒そうに体をさすった。
するとハヤテは自分の首に巻いていたマフラーを伊澄に巻いてあげた。
「・・!!ハヤテ様?それではハヤテ様のお体が・・!」
ハヤテは微笑んだ。
「大丈夫です 僕、体は丈夫なんですよ」
「・・・ありがとうございます・・・」


伊澄はそのまま家へ帰った。




続く

朱雀 2008年10月21日 (火) 20時49分(342)
題名:伊澄アナザーストーリー (2)

          やっぱりまだ私は・・ハヤテ様の事が・・


「・・・あふ・・・」
伊澄は自分の布団から起き上がった。
寝起きなのでまだ寝巻き姿だ。
「お着替えお着替え・・」
伊澄はいそいそと着替えをした。

「あ・・・」
すると、伊澄は急にハヤテを雇って家に来た時の事を思い出した。
伊澄の頭の中には、ハヤテが自分の家の畳の木目を数えてる様子が浮かび上がっている。
「・・ふふ・・」
伊澄はクスクスと笑った。

「あの時のハヤテ様重症でしたよね・・・あんなにナギに捨てられた事に・・ショックを・・・受けて・・」

伊澄は着物の帯を巻いた。
「私なんか・・所詮・・ただの子供・・ハヤテ様には・・ナギが一番なんでしょうね・・・」


伊澄は寒々しい冬の空を眺めていた。




続く

朱雀 2008年10月22日 (水) 19時32分(343)
題名:伊澄アナザーストーリー (3)





「ふう・・今日はお車で送ってもらったから・・迷子にはなりませんでした・・・」
私立白皇学院の校門前に伊澄が立っている。

「よう 伊澄 おはよう」
すると、自分の親友の声がした。
「ナギ・・・」
そう、三千院ナギだ。伊澄の一番の親友であり、・・ハヤテの執事だ。
もちろん後ろにはハヤテがいた。

「おはようございます 伊澄さん」
「・・は・・はやて様・・・おはようございます」
伊澄は赤くなった顔を隠すようにお辞儀して挨拶をした。
ハヤテもつられてお辞儀をした。

「伊澄さん」
「はい?」
「ぐずぐずしてないで教室はいるぞ 伊澄」
「行きましょう」

「・・・はい」
伊澄の黒髪が風で靡いている。

「伊澄さんの髪って綺麗ですね」
「ええ!?」
突然の言葉におもわず奇声をあげてしまった。

「そ・・・そうですか・・・?」
「はい。 長い黒髪が、風にサラサラ靡いてて、とっても綺麗です」

伊澄はよほど嬉しかったのか顔を真っ赤に染めながら「ありがとうございます」といった。




続く

朱雀 2008年10月25日 (土) 22時45分(349)
題名:伊澄アナザーストーリー (END)

「・・・・ハヤテ様・・・!」
伊澄は思わずハヤテを呼び止めた。
ナギはもうすでに自分のクラスへ行ってしまった。
「なんでしょうか 伊澄さん」
「え!?いえ・・なんでもありません 失礼しました」
伊澄はそういって歩きだした。
「伊澄さん そっちは逆方向・・・」
ハヤテが伊澄がいつの間にか逆方向に進んでいたので、呼び止めた。

ぴたっと足を止めて涙目でハヤテを見た。
「ハヤテ様ぁ〜・・・」
「送っていきますよ 伊澄さん」
「すみません・・・」
「こっちです」
そういってハヤテは歩き出したが、伊澄が近くに飛んでたトンボを追いかけた。
ちなみに冬にトンボはいない。
「伊澄さーん・・?」
「あ!すみません・・」
「いえいえ・・・」

すっとハヤテが手をだした。
「伊澄さん いきましょう」
「・・・・ハイ!」

伊澄はハヤテの手を握って、ハヤテに着いていった。








ハヤテ様・・・・・


大好きです・・・










(伊澄編 END)

朱雀 2008年10月30日 (木) 18時28分(353)
題名:歩アナザーストーリー (1)

         「ハヤテくんなんかキライ!」
そう、ハヤテ君に大声で叫んでいた。

             「うそつき」

そう、呟いていた。

                  *



クリスマス・イヴの日からハヤテ君の姿が見えなくっていた。
私は「ハヤテくんが学校を辞めた」という噂を聞いて、なきそうだった。

暫くして、ハヤテ君が学校の前で立っているのを見た。
私は胸がドキドキした。
だって やっと会えたんだもん。

なんでも借金を背負ったりとか、大変だったみたい。
「そんなこんなで今はとあるお屋敷の執事をしているんだ」
ハヤテ君はそんな事を言ったけど、私はそれどころじゃなかった。

また同じ学校に通える・・・・・だけど!

「何言ってんだ綾崎 お前退学になってるぞ」

私は一瞬頭の中が真っ白になった。

「いいのかなぁ!!? 教師がそんな嘘いって!!!」
もちろん信じなかった。
だけど、それは事実だった。


ハヤテ君に会えなくなっちゃう!!!

「まって! 教育委員会に相談すれば きっと・・・・」
私は引き止めた。

だけど彼は優しい人だった。

「そんなことしたら、僕の親の所為で皆に迷惑をかけてしまいます。」
彼の顔は切なげだった。


「さよならです・・・皆さん」


嫌・・・・!行かないで!ハヤテくん

私は皆が見ているのにも関わらず、ハヤテ君の服を掴み言った。


「ハヤテ君が好きです!!」

でも、次に言った言葉

「ごめん!実は僕・・・    異次元にしか興味ないんだ!」
って、断られちゃった。




でもこれは失敗しただけ。 失恋じゃない



諦めないから!!



続く

朱雀 2008年10月31日 (金) 18時43分(354)
題名:歩アナザーストーリー

あれから色々な事があった。

ハヤテ君を追って、たどり着いたところは三千院家のお屋敷。
そして・・・

〜歩の回想〜
ゴゴゴゴ・・と暗いオーラがナギと歩のバックに出ている。
ナギのバックに突然、巨大なドラゴンが現れた。
そしてそれは、格闘アニメの七つボールを集めたら出てくるアレにそっくりだった。
一方、歩のバックには・・ハムスター。
もちろん圧倒的にナギが勝っていた。そして、ナギのドラゴンはハムスターを・・・ぱくり と食べてしまった。

「次はもっと強いハムスターにするんだから!」

〜回想終了〜

「ホント・・・色々な事があったよなぁ・・・」
と、歩は特大チョコレートパフェを突きながらつぶやいた。

コト・・・・
店員さんが、歩のテーブルにパフェを置いた。
「え?頼んでませんけど・・・?」
すると店員はニッコリ微笑んで、
「サービスですよ。いつも来てくださいますし」
「本当?ありがとうございます!」

(ラッキー☆もしかしたらハヤテ君に会えたりして・・・)

歩は口いっぱいにパフェのクリームをほお張った。
「あれ?西沢さんじゃないですか?」
「〜〜!!?」
いきなりハヤテの声がして、食べていたものを喉につまらせてしまった。
「だ、大丈夫ですか!?西沢さん!!」

歩は、水をカブ飲みした。つまらせた物も流れていったみたいで、歩は落ち着いた。
「・・・大丈夫ですか?」
「ハヤテ君!?どうしてこんなところにいるの?」
「マリアさんに買物を頼まれて・・・ついでにここで休憩しようと・・・」
ハヤテは大量の荷物を持ちながらいった。


(・・・どうしよう・・・いきなりハヤテくんに会っちゃった・・・)




続く

朱雀 2008年11月22日 (土) 11時00分(386)
題名:歩アナザーストーリー

(と・・とりあえず!まずこのチャンスを逃さないようにしなきゃ!)
歩はそう思い少し噛みながらしゃべった。
「ああああ、あの!ハヤテく・・」
「偶然ですね〜実は僕、お嬢様『ここのショートケーキが食べたい』と言い出したので買いにも来たんですよ。 それにしても・・口の周り、すごいですよ;」
「え?」と思いながら歩はハヤテの差し出した鏡を見た。
すると、歩の口の周りはクリームやチョコで汚れている。
歩は恥ずかしくなり、持っていたハンカチで口の周りの汚れを急いでふき取った。

(ふえ〜ん・・!恥ずかしいよ〜ハヤテ君にこんな顔見られるなんて〜)

ハヤテは今にも泣きそうな歩の顔を見て、困り果てた顔をした。
(あー・・・どうする?僕の所為かな?僕の所為だよね・・・)

ハヤテは一気に「ず〜ん」と落ち込んだ。
それを見た歩は、
(え!?なんでハヤテ君が落ち込むの!!?なんで!!?)

ピコーン!ハヤテがひらめいた。
「そうだ! ・・西沢さん送っていきますよ もう暗いですし」
「え?」
歩は窓の外をのぞいてみるともうすっかり暗くなっていた。
さっきまでは結構明るかったのに。

「最近日がおちるの早くなりましたね・・・」

「うん・・」
歩はすでにチョコレートパフェを食べ終わっていた。




続く

朱雀 2008年12月06日 (土) 18時58分(393)
題名:歩アナザーストーリー


歩はハヤテの自転車に乗り、自分の家まで送ってもらう事になった。

(ああ〜!ハヤテ君と・・ハヤテ君と一緒に帰ることになっちゃった!嬉しい!嬉しいけど・・)
突然歩の頭の中にヒナギクとナギの顔が過ぎった。
(なんだか・・複雑な気持ち・・・)

「西沢さん?」
「え?あ!ごめんね・・送ってもらっちゃって」
歩はそういいながらハヤテの自転車の後ろに乗った。


所詮、敵わない。

だってナギちゃんはハヤテ君の大切な人・・
勝ち目なんて、ほとんど無い。

でも、それでも私はハヤテ君の事好きなんだ・・


ハヤテが自転車をこぎ始めた。
いきなりだったので、歩は少しふらついたがすぐにバランスをとった。

暫くの間沈黙が続いた。歩はその沈黙に耐えられなくなったので、自分の鞄から飴を取り出した。ピーチ味みたいだ。淡いピンク色だった。

(ん〜!甘くて美味しいな〜)
「西沢さん」
「?何ハヤテ君・・」
歩は飴を口にくわえながらいった。
途中で吐き出すわけにもいかなかったので。

「クラスメート達・・どうですか?」
「あ、元気だよ。相変わらず」

「着きました西沢さん」
キキィッと自転車を止めた。

「送ってくれてありがとう。ハヤテ君」
「いえいえ、それではまた・・・」


「あーあ・・結局ハヤテ君とはあんまり喋れなかったな〜・・ま、いいや♪」

歩はルンルン気分で家の中に入った。

続く

朱雀 2009年01月03日 (土) 09時52分(400)
題名:歩アナザーストーリー


「・・・今日は・・ラッキーだったかな」
歩は今、入浴中だ。浴室には湯気が立ち込めている。
浴槽にはアヒルの人形などが2・3個浮いている。
すると歩は何処からかサイダーを取り出し、その缶を「ぷしゅっ」と音を立てて開けた。

「んぐ・・んぐ・・っぷはあ!美味しい☆」
そのサイダーの缶を浴槽の脇に置いた。今にも落ちそうだが、絶妙なバランスで乗っている。
「あっついお風呂の中で飲むサイダーは格別ぅ・・」

すると、歩は前にナギを自分の家の風呂に入れた事を思い出した。

「・・ナギちゃんも・・ハヤテ君の事本気で大好きなんだ・・でも素直になれないで・・」

バシャア!浴槽のお湯を自分の顔にかけた。
そして、またサイダーを飲んだ。
「・・・ぷはあ・・ハムスター・・か・・」

歩はサイダーを飲もうとしたが、すでに中は空だった。そのサイダーの空き缶を床に置いた。


「ザバア!」と、歩は勢いよく立ち上がった。

「ふーんだ!次はもっと強いハムスターを用意してるから!」

歩は空き缶を持って、風呂を上がっていった。





続く

朱雀 2009年01月28日 (水) 21時10分(413)
題名:歩アナザーストーリー

「はーむっ!!うーん美味しい♪」
これはまた巨大なお菓子を歩は幸せそうに頬張っていた。
最後までとって置いた苺をグラスに残ったクリームにつけて口の中に放り込んだ。
ちなみに此処は東京内でも結構有名な駅前のスイーツ店だ。
しかも、お手ごろな価格で美味しく食べられるので一般人の歩も安心だ。
歩の周りにゴロゴロいる超お嬢様兼ブルジョア達とはそんなのお構いなしだが。
ヒナギクともよくここに来る。そこでハヤテの話などもすることはたまにある。
「ヒナさん…今日は白皇の生徒会長としてのお仕事で忙しいって…、つまり私はここで寂しくスイーツを…あ」
調子に乗ってスイーツを食べ過ぎたため、新しいスイーツを注文するお金が無い。
歩はそろそろ帰ることにした。

会計を済ませ、寒くなった財布を鞄に入れ店の外に出た。
「…ヒナさん…元気にしてるかな」
歩は小さめの溜息をついて、そう呟いた。
ヒナギクと歩はハヤテをめぐるライバル同士でもある。観覧車の中でお互いをライバル同士として認め合った。
今思うとヒナギクに敵う自信はほとんど無い。
ハヤテの女性の好みも知り尽くしてるし、才色兼備で美少女のヒナギクとはあまりにも差がある。
かろうじて胸の大きさは歩が上だが。ヒナギクには禁句だが。平たく言えばヒナギクは貧乳だということになる。貧乳だがな。貧乳。
「うわっ!なんかすごくヒナさんに失礼なナレーションが聞こえるっ…」

(西沢さん………)
すると突然ハヤテの顔が頭をよぎった。
「あ、あれれ…どうしたんだろ」
しかし、歩は自分の顔が赤くなっていくのが良く分かった。

突然、とてつもなくハヤテが恋しくなってきたのだった。


続く

朱雀 2009年05月17日 (日) 18時25分(464)


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