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投稿日:2006年11月13日 (月) 21時10分
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みなさん気づいてますか? アメリカのアニメーションが完全にCG化されていることを。 あの1年に一度は大作を公開するディズニーですらCGアニメしか作らない始末。 まあ基本的にディズニーが得意とする名作童話(児童文学)のネタがすっかり尽きちゃったせいもあるだろうけど、始まりはおそらく「トイ・ストーリー」のヒットでそれに勢いをつけたのが「シュレック」のヒットだと思われます。 それからセルアニメほほとんど金を稼げなくなっちゃった。 コストや手間的にもCGの方が楽なんだろうけど、いくらなんでもまったく制作をしなくなったってのはどうだろう。 テレビゲームも実写顔負けの映像の時代になって、これからはデジタルの時代、アニメもデジタルでっていうわけかい!? 見ているやつも含めてセルアニメはもういらないって言うの!? そりゃあ確かに僕の周りはすっかりデジタル化が進んでて正直アナログものを一笑に付すようなところがあるけど、セルアニメの独特のぬくもりってCGあでは絶対に描けないと思う。 想像してみてください。 CGで描かれた「日本昔話」 違いますよねえ。 日本には偉大なる宮崎駿がいるおかげで昔も今もセルアニメのぬくもりに抱かれて子どもたちは成長している。 そういえばアメリカは偉大なるディズニーの国じゃないか、どうしてこうなっちゃたんだろ。 僕はそれ以上に危惧しているのはストーリーの中身。 はじめこそ人間を主人公にしたアニメもあったけど、今じゃどいつもこいつも擬人化した動物を主人公にした物語ばかり。話も似たり寄ったり。 まったく馬鹿の一つ覚えとしか思えない。 まあその中でも「ピクサー」だけは別格だと思うけどそれにしてもひどい状態だ。 実写もネタ切れ。 アニメもネタ切れ。 予告でアメリカ製CGアニメを見るとげんなりしてしまう。 アメリカには「アイアンジャイアント」という傑作があったんだけどなあ。 これ批評家には絶賛されたけどあまりヒットしなかったらしい。 アメリカ人の嗜好もすっかり変わっているのか。そのせいでこの映画の監督も「ミスターインクレディブル」を作ってCGに鞍替えしてしまった。 アメリカ人はすでにディズニーの魂もアニメのぬくもりも忘れてしまったのか。 嘆かわしい限り。 ところで「アイアンジャイアント」これほんと傑作です!泣けます!未見の方はぜひ見てください! てな感じでアメリカのアニメはどうなっちゃうんでね。
願わくは日本がCGアニメに感化されなきゃいいけどってこと。
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