[121]ダイダロス
>みるくさんへ
どもです。 さて、少々遅レスですが、下のほうで「サキちゃんを使いたい」と仰って下さって、ありがとうございます。どうぞご自由にご使用下さいませ。 皆さんに使って頂いて、本当に作者冥利につきます。
シリアスな面は本編を見て頂くとして、サキには、かなり大ボケな面があります。もっとも、本人はそうとは気付いていません。至って大真面目にボケるのです。(笑)
という訳で、以前にBBSで発表したショートショート「紅葉狩り」を貼ります。 これで、サキの一面を知って下されば幸いです。
**************** セリーナ「ねえ、あなたも明日はオフでしょう? だったら、紅葉狩りにでも行かない?」
特務機関ロッカールーム、サキは先輩であり上司であるセリーナから、そう声をかけられた。 サキは手を止め、何かじっと考えていたようだ。そして十数秒後、口を開く。
サキ「……もみじ……いいわ……行く……」 セリーナ「じゃあ、時計塔の下、8時ね」
……翌日、AM8:00、時計塔の下。 セリーナが到着すると、既にサキは準備万端整えて待機していた。
セリーナ「あら、もう来ていたの。早かったわね。それはそうと……」
セリーナは一旦言葉を区切ると、サキの格好を上から下まで眺める。
セリーナ「一体なんなの!? その武器は!? 重武装は!?」
サキは剣だけでなく、ボウガンや火炎放射器、ガソリンが入っていると思われるポリ容器、さらにチェーンソーや枝切りはさみまで、背負っていたのである。 セリーナの呆れ気味の声に、サキは大真面目に答えた。
サキ「……人喰いもみじを……転生の環に還す為……」
----------------- 注:「紅葉狩り」とは紅葉を眺めて楽しむ事です。 紅葉を取ったり、まして紅葉の化け物を倒す事ではありません。 *****************
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2004年01月14日 (水) 22時47分
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