TOPへ戻る
■ 目覚め詩
どこからともなくそうどこからともなくまるで寝覚めのシャワーのように亜熱帯地方のスコールのように突然〈永遠〉は君に降り注ぐだろうざあざあざあざあざあざあまるで原始地球に数百年間降りつづけた原初の雨のように〈沈黙〉はただ降りつづけるその聴く者のいない沈黙の雨に打たれ君は君自身のすべてを忘れ去るそして君は君自身のすべてを思い出す