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■ 忘我ヴィルス
連打してんの、知らぬ言語我を忘れた首は四方八方千切れとぶ電子になって空間いっぱい散らばってさっさと入ってって、内耳の曼荼羅へとぐろは解かれてゆく過程が美しいじゃないかホルマリンよりアルコールに溶けたいじゃないかスクリーンよ、幻滅よりは幻覚を下さらんか走馬灯などいらぬ、常に最新シネマを下さらんか苦しい欲しい、もっと光が音が激しい記憶喪失が、高笑いの頂点でそのまま止まって宣告は、そう、その後にして「残像 抜け殻 標本みたいな、沈黙」 2002.1.12.