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■ 約束
少し雪がふりはじめる季節平和な日々の中で僕は叶うはずもない約束をした小さな君の手と僕の手で指切りをして手袋から伝わってくるかすかな温もりが僕にはそのときとても愛おしかったしかし約束は果たされることもなく君は小さな丘の上で僕は遠い異国の地で共に土の中で永久の眠りについた