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■ 轟音
遮断機の真っ赤な音を通過車両が掻き消しわめき遠ざかる丁度そのときに踏み切り付近で酔っ払いが3人危険な喧嘩誰も止めず3人は瞬間ごとに1対2になったり2対1になったりして終には3対ゼロになってまとまって泣きながら安全に踏切を行くそれを、か別のことを、かけたたましい女々の笑い声々近くで遠くでさらには中くらいでスーツ乱れた男々のぼやき声々ああ何て静かな夜なんや俺、飲んで叫んで寝てまう 2002.10.7.