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うんぬん

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ゲリラ 豪雨
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夕立が降った。

ボタリボタリと大きな雨粒が地面にしみこんでいく不思議さに思わず空を見上げれば

さっきまであんなにも青かった空が灰色の雲に覆われていた。

「やべェ」

呟いて走り始めた数秒後、俺は、馬鹿らしくなって走る足を止める。

やだよやだよ


寂しいんでィ



夏がもう、じきに終わる。

土砂降りの雨の中土埃の匂いがして
あの田舎の、土と汗の匂いがするあの片田舎の
幻が脳裏をかすめていく。

胸が落ち着かねェのは近藤さんのせいだ。
何もかもあの人が悪いんだ。

俺がびしょ濡れなのも、こんな大粒の雨が叩きつけるように降るのも、夏が終わるのも

みんな近藤さんのせいだ。


近藤さん
No.482 2010年08月08日 (日) 00時35分

 

更新
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しました。


なんか恥ずかしい。


とりあえず謝ります。すまん!
No.481 2009年11月29日 (日) 23時48分

 

sss 男気
ぽっち [ Home ] [ Mail ]

冷たい雨が降っている。


冷たい、雨が、降っている。


濡れた制服が重くて
剣の走りが悪くて


指先が麻痺している。



ようやく冷静さを取り戻した沖田が、眉を寄せて、目を細めたのは、このあまりにも不良な視界のためでは無かった。



なんだありゃ



目に見えないはずのものが見えた時のように、目を細くして、沖田は首をかしげた。



湯気たってらァ



冷たい土砂降りの雨の下で、肩で息をしながら、しかし毅然として、すっくりと立っている、近藤の背中から白い蒸気が上っている。


なんだろねェあの人は



そういうのはいい加減反則だと、沖田はいつだってそう思う。

こんな冷たい土砂降りの雨の中で、指先が痺れる割に合わない仕事中の


あの人はいつだって一段男気が上がってやがる。




「もてねェハズだ」



呟いて沖田は口角を小さくあげた。



それで、いい。







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



近藤さんかっこいいんじゃない病に定期的にかかります。いつだって僕らISAOに夢見てる。



ひさしぶりに近藤さん補給してまわったらなんだか泣けてきそうです。やっぱり好きや〜局長〜

隊士になりたいです。

毎度放置すみません。書きかけもなんとかしたいと思い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No.480 2009年11月24日 (火) 01時41分

 

sss 無題
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
相変わらず、熱い身体だな。


近藤の腹部に後頭部を押しつけた土方は、首筋に伝わる熱に、感心にも似た気持ちになってそっと笑った。

こんな―寝ころんでる近藤の腹を枕にするような―ことを、うかうかとしてしまっているのは、自分が酔っ払いだからだという自覚はあった。

それにしても、この自他共に認める酔っ払いに介抱をさせる酔っ払いは、なんて酷い酔っ払いなのだろうか。
むにゃむにゃと口元がもう覚束ない近藤を下敷きに土方は思う。もう、間もなく、あと数分いや数秒の内に近藤は眠ってしまうに違いない。
どうせ今夜のことは何も覚えていない。
どこから覚えていないのか定かではないが、今、この瞬間はもうきっと近藤の記憶にほんの少しも残らなくて、だからこそ、まぁ、こんなにもうかうかと近藤の腹を枕に寝転んでいるわけだがしかし、介抱し甲斐の無い人だと、毎度の事ながら土方は思う。


「甘えたい年頃かトシ?うはは」

「・・・もう寝ろよ。近藤さん」

「なんかさ、前にもこんなことあったよなぁ」

「・・・・・・」


よくも抜け抜けとそんなことが言える。前も何もこんな状態、一度だって覚えていたことが無いくせに。


それに、一度ではない。

酔っ払った時にしか、こんな風に気安く甘えられない自分というのも情けないが、ああ、でもまぁ一度ではない。土方は忘れない。忘れないために記憶がとぶほどの深酒はしない。

「す・・」

少しぐらい覚えてくれてりゃいいのに。


呟くべき言葉は、聞こえてきた寝起きに安堵して飲み込んでしまった。


替わりに溜息を吐いて土方は起き上がる。上布団をかけて、唇にそっと口付ける。


少しぐらい・・・。



電気を消して初めて、今日は月の綺麗な夜だということに気づいた。
No.479 2009年11月01日 (日) 00時34分

 

掘り出し物市
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
まったく更新してなかったのを実感します。
お言葉送ってくださった皆様感謝多謝!
ちょっと調子に乗って書きかけ大放出。
夏が終わってしまったけど、夏休み子供スペシャル的なテンションをおぼろげに覚えてます。
小人さんあらわれて続きかいてくれないかな・・・


−−−なんかの予告編的な感じで−−−−



怒鳴り声は、沖田と銀時の四方をぐるりと囲むコンクリートの壁に反響して、耳障りに響いた。

「もしもーし!もしもし!!近藤さん、聞こえマスカー?」

さっきから何度もかけなおしている電話が、また、途切れそうになっているらしい。
苛立っている銀時の、足でレールを蹴る音が、沖田の前方に続く深い闇の遠い所まで響いていく様子を、なんとはなしに確認して、沖田は、埒があかねェーや。と、その場に腰を下ろした。

「もしもーしこちら近藤ですドーゾ」

「ドーゾじゃねェよ。オイ、このドS早く回収しに来いって!!!」

やっとつながったらしい近藤の暢気な声が、沖田の耳にも聞こえた。

「坂田さんに任せますドーゾ」

「ドーゾじゃねェっつてんだろーがッッ!!」

携帯を握りつぶすんじゃないかという勢いで銀時はまだ怒鳴っている。

「あ、切りやがった」

銀時は、切れた電話を恨めしそうに睨みつけて、ハァァと溜息をついた。

大体旦那は怖がりすぎなんでさァ。

沖田は大きな欠伸をした。

今日の銀時は、仕事を始める前から常に無くイライラしていた。沖田は初め、腹の調子でも悪いのだろうと思っていたのだが、終電が去った地下鉄の駅に入ったあたりで、しきりに自分を前に行かせようとする銀時の様子が妙な事に気付き、そういえば、彼が暗闇とかお化けの類が極端に苦手な事を思い出した。
今日の仕事は事務所全員が借り出されている。最近、違う事務所から移って来た山崎も入れて総勢6人。ベテランと若手で組むのがセオリーだったので、大人チームと若者チームでグッパをして別れた結果、沖田と銀時がチームを組む事になったのだった。

「あーあー断られちまいやしたねィ。旦那」

「断られちまいやしたじゃねーし!!ったく。近藤の野郎、問題児押し付けやがって」

「まァ問題児同士仲良くやりましょーや」

「テメェと一緒にすんなッ」


最初、銀時を追いて、勝手に進もうとした沖田を、決して一人で行かせなかったのは誰だ。
他ではない坂田の旦那だったから、渋々歩調を合わせたってのに、一駅分歩いた時点で回収はないだろう。まぁ近藤が回収してくれるなら、沖田にとっては願ったり叶ったりであるのだが。

「なんなら俺一人で行きますケド」

「ダメダメダメダメダメだったら!!二人一組で動くのが基本だって教えたでしょッ!!!」

「だったら旦那。あきらめて、仲良くしましょうや」

「低い声で怪談話すのやめてくれたらな」


銀時は、心底うんざりといった顔で、沖田を見ると、携帯を白衣のポケットにしまった。
そして、同じポケットから、いつも彼が常食しているイチゴミルクの飴を取り出して、口に入れる。

「あんまり、そんなもんばっか食ってたら糖尿病になりますぜィ」

「バーカもう手遅れだ」

腹立たしげに言い捨てて銀時が前を向いたので、沖田も立ち上がった。


「さーてと行くかねェ。こうなったらさっさと終わらせて、帰ってやる」

「へーい」

油と下水道の匂いがする生暖かい風が吹いてくるその方向に、闇がぽっかりと口をあけている。

「あ、それから、沖田君、それね、その肩に担いでる物騒なもん使うなよ」

「へーい」

沖田はまた欠伸をして、生返事をかえした。沖田の肩に担がれたバズーカが、地下道のわずかな光源に反応して鈍く光った。




ミッドナイトメトロ
No.478 2009年10月13日 (火) 19時30分

 

sss サービスったらサービスですよ奥さん
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「そうごー」

近藤の腕が、沖田の背に触れるか触れないかぐらいのタイミングで沖田は、来るべき衝撃に備えて目を瞑った。
ふわりと、何かが―言葉では適切に表現しきれない温かい何かが―沖田の鼻先を掠めた次の瞬間には、その中に埋もれていた。

胸の奥がキュッとなって、それからたつかと思った。何がってそりゃあもゥ何もかも一斉に。

「なんだこれ」

脳ミソに行きつく前に言葉が口から飛び出した。


「んーサービス?」


誰への?何のための?
つーかもう勘弁してくれこの人は。


「わけわかんねェ事言ってねェでどいて下せェ。押したおされてェんですか?」


「ケチなこと言うなよー」



ケチとかそういう問題じゃねェ。なんて事を言っても無駄だということを沖田はよーく知っている。
これが、純粋な愛情表現で、何の他意も無いことだって、赤くなっている頬には気付きもしないことだって、大きくなったなぁ。などということを、ぬけぬけと考えている事だって。


「大きくなったなぁ」


嬉しい。という感情がベトベトに滲んだその声に溜息がでた。
近藤は本当にいつまでたっても近藤だ。
最近の沖田はもうそれすら慣れっこで。
でも、本当はその声、嫌いじゃない。
俺だって、俺だって。あークソ近藤さんのバカヤロウ。


「なんだったらおぶって差し上げやしょうか?」


「へ?」


癪だったので持ち上げたら、その体は、存外軽いな。などという事はなく、しっかりと重かった。
こればかりはお約束と違うなと苦笑して、沖田は近藤を下した。
安心したような馬鹿馬鹿しくなったような妙な気分だ。


「わ、わ、わ」



持ち上げられたのが、ショックだったのか奇声を吐きながら、何度も瞬きを繰り返す近藤を見ていると、せっかく落ち着いたものがまた一斉に騒ぎ出しそうだったので、沖田は背を向けて部屋へと歩き出す。



「そ、総悟!!」


「もっかい!」




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

なんだろうこの人

と総悟は思ったに違いない。近藤さん乙女だからさ。

mさまいつも感謝多謝!サービスっちゅーことで。サービス?になってるかは不明ですが。


offとりあえず下げました。皆様いろいろとありがとうございました。そしてご迷惑を。陳謝。こんなところから
No.477 2009年10月01日 (木) 00時41分

 

sss 土近
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面映ゆくなるような情愛を、この男が、自分に対してむけてくれている事は知っていた。

その何分の一かさえ、時に、返す方法がわからなくて歯がゆい気持ちになるというのに、この男は、今更になって     どうして    こんなに優しく抱くのだろう。



こんな余裕を、一体どこで覚えてきたのだろうか。



嫉妬にも似た気持ちの昂りに目眩がして、口から洩れる浅い息の合間に、溜息をつくと、この男―土方十四郎が笑う。

「どうした?近藤さん。今日はやけに・・・。なんだか随分焦燥しているようだけど」



「何がッ・・・なんだか、だよッ」



泣きたいような気持の昂りに、俺は大いに驚かされている。この上なく打ちのめされた後に限りなく優しくされたような、妙な気分だ。



「目、閉じて」



寄せた眉間に接吻されて呟かれた。
違和感など微塵も無いのにまるで別人のようだ。


明日別れるわけでもないのに。







−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー

意味不明。

闘い前夜とか?



ご無沙汰してます。元気です。
アウトプット中々出来ないでいますが妄想だけはノンストップです。





No.476 2009年09月26日 (土) 18時17分

 

sss ガラにも
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だいぶ経つけど感想など。総悟男だな〜。




ツと胸の奥が小さく痛んで、近藤は、廊下を歩く足を止めた。
振り返るまい。振り返るまい。と、思っているのに、我慢しきれず振り返った近藤の視界を、白い紙ヒコーキが横切って行く。

紙ヒコーキがわたっていく空は、青い。

澄み渡るような青だった。


ヘロヘロの軌道を描いて飛んで行く白い紙ヒコーキを眩しく思いながら近藤は眼を細めた。
存外、あれで中々よく飛ぶものだ。と、胸をなでおろして、溜息を吐く。溜息といっしょに胸を痛めるひっかかりをみんな吐き出してしまいたいと思った。


書類の山脈に囲まれて、危うく遭難しかけている時の苦しさを、近藤は知っている。
今にも死にそうな顔で、すがるような眼をむけられたのに、その視線から目を反らした。
プイと音まで聞こえてきそうなくらいはっきりと大人げなく。
お灸をすえてやらねばならないのだから、仕方無い。当然だ。

なのに、近藤の胸の奥は少し痛んだ。無視されることが大嫌いな少年が、今頃もっと落ち込んでいるだろうことだけではなく、まぁ、そのなんだ。

男というのは辛い生き物だな。などと自らフラグを踏む必要もない。


紙ヒコーキはゆるやかに失速し、地に落ちた。

「隊長〜」という声が聞こえて、近藤は笑みをもらす。


繊細のSなどと笑わせてくれる。

「近藤さんどうかしたのか?一人で笑ったりして」


声がして、振り返ると、頭をボサボサにした土方が立っていた。近藤はまたほっとして笑う。

「ああ、トシ、いや、なんでもない」

「なんだよ?あ、あの馬鹿・・・」


2機目の紙飛行機を見て、土方が苦い顔になった。

「なぁトシ、腹減ったし飯でも食いに行くか〜」

今度ばかりはお灸をすえてやらねばならないと、拳を握る土方を見て、近藤はなお笑った。

怒りに行くのを我慢するなど、この男らしくもない。

「甘いもんでもいいかもな」

うーんと伸びをして、なんとかなるか。と、思う。

「コーヒー飲みてェわ、俺」

珍しく乗り気な男に相槌を打って、近藤が、ふと、見上げた空は、やっぱり、青かった。




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ドS(繊細)な子供は、構ってやらないのが一番こたえることを知っているお兄さま(と言い張る)ズ

コミックス派の皆様には毎度不親切ですみません。


あ、生きてます。
No.475 2009年08月20日 (木) 01時55分

 

sss sos
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「近藤さん、アツイでさァ」
「おう」
「近藤さん。身体中がベタついて、不快で不快で、もう、俺、どうしたらいいか・・・」

「そ、総悟?」

この男には珍しくだらり、だらりと、大粒の汗を垂らしながら、自分の方ににじり寄ってくる沖田の雰囲気が、尋常でないことに気付いて、近藤は思わず後ずさりした。

「ねェ、近藤さん」

「そ、そ、そそ、総悟くん?」


あー嫌な予感がする。と、近藤は思った。
予感?違う、予感ではなくて、もっとはっきりとした危機が目の前に、文字通り迫っている。


「あちィ」


部屋の隅に追いやられた近藤にだんだんと沖田が近づいてくる。

(目、すわってるし)

「総悟、待て、落ち着け。な、落ち着け。俺が今クーラー入れてやるから。つーかお前なんで服脱いでんのォォ!!」


「あちィんですよ。近藤さん」

なんか無駄に格好イイし。


近藤は眼を瞑った。息をのむ。
この展開、覚えがある。

S総悟が
O恐ろしいことを
Sしようとしている。

ああ、絶対絶命だ。しかも999戦999敗勝てたためしなし。

泣けてきた。

総悟の手が自分に触れたのがわかる。目を開ける。
逞しくなった胸板が、


うわァ。ベッタベタだ。


「近藤さん」

「・・・ギャーー」







「うわァ、あれはキツい」

近藤の断末魔に耳をふさぎながら、山崎は首を振った。沖田は、近藤の上服をひん剥いて、露出した肌にベタベタとまとわりついて、抱きついている。

「アイツら・・・なんつー馬鹿げたことを」

土方は、苦虫を噛み潰したような顔で、頭を抱えた。
上司が馬鹿じゃ仕様がねェよな。そう思いながらも山崎は次の言葉を言わないでいられない。

「副長。ほんとはちょっと羨ましいんでしょ」

「・・・おい、山崎」


言ってから、山崎は、またやった。と、思った。

「命令だ。近藤さんと替わってこい」

「・・・無理です。死にます」

「じゃ、選べ。今ここで士道不覚悟で死ぬか、あそこで英雄的な死を迎えるか」

選べるかァァァ。
心の中で山崎は叫ぶ。

つーか、ちっとも英雄的じゃねェし。そもそも士道でも何でもないし。
土方さん、目、すわってるし。


山崎は、息を吸う。
ここは、逃げるに決まっている。


Sそんなことのために
Oおいそれと
S死んでたまるか






−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

暑い。
暑いです。


沖田このやろチクショーめ。羨ましィんだよ。

と、私と彼(3位)は思っているに違いない。


以下私信
Mさまお元気そうでなによりです。いつもほんと元気をありがとう。



雲隠れ中にもかかわらず、生存確認に来てくださる皆様ほんまに多謝!です。

よかったらベッタベタの沖田持って帰ってください。(いらない)



No.474 2009年07月10日 (金) 00時36分

 

sss 相思相愛
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抱きついたら、近藤の体は、思っているよりも湿っていて、妙なことだけど、沖田は、あァこの人は生きてるんだなァ。と思った。


「なぁ、総悟、暑いんだけど?」

「はァ。そうですか」


梅雨入りした江戸の街は、今日もじっとりと湿っている。密着した部分に熱がこもって、だんだん汗ばんでいくのを沖田は感じていた。
でも、近藤とならそういうことすら嫌じゃない。
むしろ、嬉しい。この暑くてうっとおしい不快な状況が。

そうですか。と、言ったきり、黙っていたら頭上で、近藤が困ったのがわかった。沖田は、ますます嬉しくなって、もっと困らせてェ。などと思う。それはもう、ほとんど欲望のレベルだ。もっと、もっと困らせてみたい。


「総悟、お前、そんなに抱きついたら、暑いし、暑いし、暑いし、それに、俺はいたたまれなくなる」

「最後の、ちィと、意味がわかりやせんゼィ近藤さん」


「だってよォ、こんなに暑いとな、お前の血が通ってんのを実感しちまうじゃねェか。なんかさ」



沖田は、おかしくなって、近藤から離れた。離れた瞬間だけ、汗ばんだ部分に風があたって、ひやりと涼しくなった。

梅雨も悪くねェな。

ふと、思った瞬間、近藤が笑う。


「梅雨も悪くねェな」




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ご無沙汰してます。生きてます。まったくお返事もせず、姿をあらわさず、音信不通ですみませんでした。

春眠暁を覚えないうちに、巷では近藤さんの額に、長谷川さんの腕が生えたりしていました。世間が進歩するスピードには驚くばかりです。そんな時代がきたのか・・・


No.473 2009年06月15日 (月) 23時24分

 




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