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座禅 - 修行者悟りを開くには座禅が一番ですか?2018年08月11日 (土) 01時31分 No.4029
悟りを開く方法は、厳密には一つしかありません。 - tamotsu唯一の方法です。
といっても、修行者さんが言っている座禅が、
どの程度のものを指して言われているか、
推測して答えていますので、これで十分とは思うのですが、
推測が違っているといけないので詳しく答えますと、
日本の禅寺で教えてくれる座禅は、
サマタ(止)瞑想で、呼吸を対象にする集中力養成が、主の目的となります。
この瞑想でも、かなり心が澄み切った状態である禅定を 得られます。
お釈迦様は、そこから、内外に起こる全ての現象を観察する
ヴィパッサナー(観)瞑想をされて、
全ての現象は、無我であり、無常であり、苦であると
悟られました。
ヴィパッサナー瞑想は、座って集中しながらする以外、
歩いているときや、ごはんを食べている時も
気づきをいれていればできるので、
座禅というと正確ではありません。
座禅をして、禅定状態をつくって
ヴィパッサナー瞑想をするのが悟りへの道になります。
厳密に言えば、
ヴィパッサナー瞑想をするのが、悟りを開く唯一の方法になります。
1番とか2番とかはなくこれだけです。
これは、お釈迦様が、保証されていることでもあります。
もっと正確に言えば、八正道をすることが、悟りを開く道になります。
2018年10月02日 (火) 14時13分 No.4036