日本テーラワーダ仏教協会 質問&議論BBS

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Mora sutta(モーラ・スッタ)についての質問及び要望 - 質問及び要望者
Mora sutta(モーラ・スッタ)についての解説をお願いします。
Mora sutta自体は礼拝することを何度も述べたもので
その釈迦牟尼のお教えの意図があまりよく分かりません
ですが、上座部仏教ではMora suttaは僧侶在家共に重要視されよく読誦されて親しまれていると聞きました
ですから、Mora suttaについての詳しい解説をお願いします
このお経はジャータカで釈迦牟尼が孔雀として生まれた時の話と大いに関係があり、それと絡めて開設されると分かりやすいのですが、日本テーラワーダ仏教協会の公式のサイトのジャータカの項目にはその話が無いのでその話と絡めてMora suttaの解説を機会があればお願いします。

また、上座部仏教ではMora suttaは僧侶在家共に重要視されよく読誦されて親しまれているとの話なので、
日本テーラワーダ仏教協会公式サイトのパーリ語日常読誦経典でで出来ればMora suttaを載せて欲しいです。また、スマナサーラ長老達がMora suttaを読誦している音声も載せて欲しいです。
スマナサーラ長老によるさまざまなお経を麗しい声で読誦しているのを聴くと心が落ち着いたりして、より慈しみ心が増える余裕が出てきますので、
出来ればお願いします。
2018年03月30日 (金) 14時39分 No.3937
セヤドーの法話によると - tamotsu
モーラ スッタは、訳すと孔雀経といい、
モーラ ジャータカ そのもののことです。

釈尊が悟られる前の前世で、
十の波羅密を備えた黄金の身体をもつ孔雀の王として
生まれた時のお話です。

孔雀の王は、ダンダカ山に住み、
朝、日が出るときに、
「世界に目を与える黄金の身体を備えた王が昇る。
その等しい黄金をもつ諸仏。
諸仏は、礼拝を受けたまえ。
わたしを守りたまえ。」
と護経を唱え、礼拝し、
そして1日餌を探しに出かけていました。

夕方、帰ってくると、
沈む太陽にむかって、
「世界に目を与える黄金の身体を備えた王が沈む。
その等しい黄金をもつ諸仏。
諸仏は、礼拝を受けたまえ。
わたしを守りたまえ。」
とまた護経を唱え礼拝しました。

そのおかげで、孔雀は、他のものに捕まらず、
安らかに安全に暮らせていました。

あるときバーラナシー国の狩人が、
その黄金の身体をした孔雀を見かけ、
自分の息子にだけ、何かの役に立つだろうと
その居場所を教えておきました。

時が経ち、狩人は死に、
狩人の息子は同じく狩人になっていました。

あるときバーラナシー国の妃は夢を見ました。
金の孔雀が、玉座に座り法話をしていてそれを下で妃が
聴いている夢でした。

妃は、はっきりと夢を覚えて目覚めました。
2週間後、同じ夢をまた見たので、王に話し、
黄金の孔雀の法話を聴きたいと願いました。

王は、黄金の孔雀とは、聞いたことがないと
国の狩人200人を呼び、尋ねました。
あの息子の狩人1人だけが、
父からダンダカ山にいると聞いたと
王の問いに答えられました。

王は、息子の狩人に必要なものを与え、
見つけてくるようにように言いました。

息子の狩人は、ダンダカ山に行き黄金の孔雀を見つけました。

帰って報告をすると、
王は、生け捕らえるように息子の狩人に命じました。

しかし、どうしても捕まえることができませんでした。
護経を唱えて礼拝をしていたからです。

法話を聞きたいと待ち望んでいた妃は、
そのために心を病み死んでしまいました。
王は怒り、
ダンダカ山に住む黄金の孔雀を食べれば長生きすると、嘘を金の板に刻み倉庫に仕舞い、
その後亡くなりました。

次の王が、それを見つけ、黄金の孔雀を、食べようと
その時の狩人に捕らえてくるように命じました。

その次の王、またその次の王も
同じように倉庫で金の板を見つけ、
狩人に黄金の孔雀を捕まえさせに行かせましたが
捕まりません。

最初の王から数えて7番目の王と狩人の時代、
その時の王は、雌の孔雀を飼っていました。
人の話を分かる雌の孔雀に、
低い声と高い声を出せるように訓練をしました。

黄金の孔雀が、起きる前に、
狩人は、その雌の孔雀をそばに置いてきました。
黄金の孔雀は、起きると雌の孔雀の声を聞き、
毎日していた朝の礼拝をせずに、
雌の孔雀のところへ降りてきました。
すると狩人の罠に足をとられ、捕まってしまいました。

こうして7番目の王に連れていかれた時には、
黄金の孔雀は、700年を生きていました。

黄金の孔雀は7番目の王に尋ねました。
「どうしてわたしを捕らえるのですか。」

「倉のなかの金の板に、お前をたべると長生きすると書いてあるからだ。」
王は答えました。

「それは、嘘です。
食べても食べなくても、あなたは死にます。」
孔雀は、答えました。

「それでは、なぜお前はそんな黄金の身体をしているのか。」
王は更に問い詰めます。

黄金の孔雀は、
自分は、前の前の前世で転輪王だったからと答えました。

黄金の孔雀の前の前の前世のとき
当時、八戒を守る日の夜に、
東から昇る月の他にもう一つの違う月が夜空に浮かんでいた。
その月が降りてくるように願うと、
もう1つの月が降りてきて、それを手に入れた。
その月を得て転輪王になった。

黄金の孔雀は、
「(7番目の)王よりも以前にわたしは転輪王だったのです。
信じられなければ、湖の底に金の車が埋まっています。
掘ってみてください。」
と王に告げました。

7番目の王が、掘らせると、その通り金の車が出てきました。

話が事実だと知った7番目の王は、
「どうしたら、あなたのように転輪王になれるのでしょうか。」
と尋ねました。

黄金の孔雀は、
「善行為をし、八戒を守ることです。」
と教えました。

ここまでが、セヤドー(ミャンマーの長老のこと)に
聞いた話です。

ミャンマーは、この黄金の孔雀を太陽と見なして、
ビルマ時代では、国旗の真ん中に描かれていたそうです。

日の丸と一緒だといってました。

ミャンマーでは、この黄金の孔雀が
朝夕唱えていた護経を、毎日唱えている人たちが
いるとのことです。

ですからモーラスッタを唱えてるというよりも、
モーラスッタで釈尊の前世の黄金の孔雀が、
太陽を礼拝して唱えていたその護経を唱えると
危害がなく安全に安心に生きていける
ということだそうです。

ただし、毎日しないと効果はないですよとのことでした。

協会員ではないので、このような説明で
終わらせていただきます。
2018年12月19日 (水) 16時01分 No.4064
tamotsuさん、ありがとうございます。 - 質問及び要望者
tamotsuさん、返礼が遅れて申し訳ありません。
分かり易い解説ありがとうございました。
Mora suttaをはじめ、Khandha sutta、Atanatia sutta angulimala sutta といった、
上座部仏教でよく読誦される重要な経典がありますが、パーリ語日常読誦経典で盛り込んだり、
スマナサーラ長老による解説や読誦している音声も公式に出して欲しいです。
より理解を深めるためにも思います。
2019年02月18日 (月) 14時20分 No.4110


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