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[903] ミッション石の見る夢「天よ聴け 魂の返歌」
Fin - 2009年05月18日 (月) 14時23分

指令内容
天輪の場……
扉の向こうに待つ「答え」とは!?


=== Area: Stellar Fulcrum ===
Aldo : エメリン!!
Mathilde : …………。
Aldo : もう、いい。
 いいんだ、エメリン。
Aldo : あの戦いは、
 とっくに終わったんだ。
Aldo : 過去から解放されて、
 今一度目を覚ますんだ……
Aldo : 姉さん!
Mathilde : アルド……。
Mathilde : アルド!?
Aldo : うッ……!?
Mathilde : アルド!?
Young Aldo : アルドは、
 ふたりもいらないんだよ。
Young Aldo : あなたとは
 ここでさよならだ、叔父さん。
 
   いま、罪なき血が流れる、
   ヴァナ・ディールの大地に。
 
   全世界が戦慄する、
   災禍がため、絶望にのまれ。
 
   防げはしない、いかなる定めにも。
 
   とめられはしない、いかなる力にも。
Aldo : お、お前は……?
Mathilde : アルド!?
??? : 決着をつける時が来たようだな、
 人間どもよ。
Seed Crystal : さて、お前たちこそが
 ヴァナ・ディールを葬るのに、
 最大の障害物であるようだな。
Seed Crystal : ヴァナ・ディールを
 守ろうとする者どもを狩るべく、
 我はこの者を利用していたのだ。
Seed Crystal : お前たちの祈り、
 願いが、どの程度のものか、
 知りたくもあったのでな。
Seed Crystal : この者自身は、
 そんなこともつゆ知らずに、
 純粋に世界と母を守ろうとしていたようだが。
Seed Crystal : よかろう。
Seed Crystal : ヴァナ・ディールを終わらせ、
 我が本来のカタチを取り戻す前に、
Seed Crystal : まずは、
 お前たちから始末してくれる。
 
   だが、どんな嵐の夜をもつらぬいて、
   輝くひとつの星がある。
 
   どんな獣の叫びにも消されず、
   流れるひとつの歌がある。
 
   その星はあなたの星、その歌はあなたの歌。
 
   そしていつの日にかそれは、
   わたし達みんなの夢となり、
 
   祈りとなるだろう……。
   いつか、きっと。
 
   おお、輝け、星よ!
 
   響きわたれ、唄よ!
 
   われらが夢と祈りよ。
 
   永遠を超えてさしのべられた手と手は、
 
   もう放されることはない。
 
   もうほどけることはない。


バトルフィールド名「天よ聴け 魂の返歌」。
Seed Crystalと戦闘


Seed Crystal : まだだ。
 まだ終わりはせぬぞ。
Seed Crystal : 見るがいい、滅びを!
Seed Crystal : それこそが、
 この世界を生みし、
 クリスタルの意志だ!
Aldo : クリスタルの意志だと……?
Aldo : ふざけるな!
Aldo : お前は
 エメリンの悪夢に共鳴して生まれたエコー。
Aldo : 幻に過ぎない!
Seed Crystal : だまれ!!
Seed Crystal : すべては、
 ヴァナ・ディールが誕生せし時すでに
 さだめられていたのだ!!
Seed Crystal : 神の楽園……、
Seed Crystal : 真世界への帰還……、
Seed Crystal : 誰にもそれを
 止めることはできぬ!!
Aldo : くッ……!
Seed Crystal : 原初の輝きが……
Seed Crystal : かき消される……!?
 あり得ん! こんなことが……
Seed Crystal : バカな……!!
Seed Crystal : これが……、
 これが神の歌に対する、
 生命の意志……!?
Seed Crystal : お前たちの、魂の返歌なのか!?
 
   伝説は、こう終わる。
   すべての起こりは石だったのだ、と。
 
   遠い遠いむかし、女神アルタナは、
   神の死を拒み、クリスタルの生命の輝きを
   神に与えた。
 
   クリスタルは砕け散り、
   神は無数の「人」として生をつないだ。
 
   世界の中心から光は失われて、
   神の楽園は人の世界へと姿を変えた。
 
   世界の名は、ヴァナ・ディール。
  
Mathilde : アルド?
Mathilde : ああ、アルド……!
 本当にあなたなの?
Mathilde : お願い、目を開けて!
 アルド!?
Aldo : エメリン……
Mathilde : わたしは……、
 夢を見ているのね、きっと?
Mathilde : 目を覚ましたら、
 このすべてを……
Mathilde : いまのあなたのことも、
 何も覚えてないのね?
Mathilde : ああ……、
 アルド……。わたしは……!
Aldo : でも……、
 ふたりとも生きてるのが
 わかったから……、もう大丈夫だ。
Aldo : それだけで
 もう大丈夫だよ、エメリン。
Aldo : オレは……、
 ぼくらは、このヴァナ・ディールで
 生きてる。こうして……。
  
  
Mathilde : アルド………
=== Area: Stellar Fulcrum ===
 
   こうして、ひとつの伝説は、
   静かに幕を閉じたかもしれない……。
 
   失われた神の歌もまた、歴史の闇の彼方に
   消え去ってしまうのだろう。
 
   だが、今日もまたきっと、
   どこか世界のかたすみで、
   紡がれているかもしれない。
 
   伝説の、あらたな一頁が……。
 
   夢みることを決してあきらめない、
   誰かの手によって………
 
   そしてその時、そこにはきっと、
   どんな嵐の夜をもつらぬいて
   輝くひとつの星があるだろう。
 
   どんな獣の叫びにも消されず、
   流れるひとつの歌があるだろう。
 
   漆黒の闇に輝く、無限のクリスタル銀河の輝き。
   時空を超えて、吹き渡ってゆくクリスタルの風。
 
   おお、輝け、星よ! 響きわたれ、唄よ!
   われらが夢と祈りよ。
そして……
いつか、遠い日……
永遠を超えてさしのべられた手と手は、
もう放されることはない。
もうほどけることはない。
かの地の名は、ヴァナ・ディール。
忘れじの、ヴァナ・ディール……

称号:神の頌歌に返せる者



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