[854] オークの謙譲 |
- 散歩 - 2007年09月20日 (木) 05時08分
Loo Kohor : クゥクゥ…… ハッマカヤンモ、コンロマッ! サルミ、チャコゴン、ブイム! Loo Kohor : クアッ? カラボム、ツポルウィ……!! 人間!?何故、ここにおる? Loo Kohor : ……まぁ、よいわ。 異教徒と言葉交わすは不本意なれど仕方あるまい。 この際だ、シシュ様もお許しくださるであろう。 Loo Kohor : コホンッ……そこな人間よ。 しばし、話を聞け。拙僧の名はルー・コホル。 さる、やんごとなき御方の命により アラゴーニュより参った使者である。 Loo Kohor : しかるに、 愚昧なるオークどもめ。 下々まで連絡が行き渡っておらなんだのだ。 Loo Kohor : 何と、誰何もなく 拙僧に兵が斬りかかってきおった。 これだから邪教徒は始末に負えん……。 Loo Kohor : ところで その風体から察するに そちは音に聞く冒険者と見受けた。 Loo Kohor : 噂ではそちらは報酬次第で いかな依頼でも引き受けるとか。それは真実か?
選択肢 はい、いいえ。
いいえ選択。 Loo Kohor : ……ふむ。 獣人の頼みは聞けぬという訳か? 拙僧からすれば、そちこそ獣人なのだがな。
はい選択。 Loo Kohor : ……ほう。 やはり真実であったか。 金のためなら過去も信仰も忘れると 言うわけじゃな?あさましきことよの。 Loo Kohor : されど、なれば話は早い。 依頼とは他でもない。この書状をオークが大将に 届けてもらいたいのよ。無論、報酬は弾むぞ?
選択肢 はい、いいえ。
いいえ選択。 Loo Kohor : 命が惜しいのか? 冒険者は勇猛でならしていると聞いておったが、 とんだ腰抜けよの。よいよい、去ぬるがよい。
はい選択。 Loo Kohor : ……ふむ、契約成立だな。 …………いや待てよ。しかし、しかしだ。 ちと、その姿ではまずいのではあるまいか? Loo Kohor : 拙僧は、外交僧として来ておる。 オークどもとの無用な衝突は避けたい。 もっと、連中に怪しまれぬような格好にしてくれ。 Loo Kohor : たとえば、そうよの。 やつらの分厚い皮でも剥いで面を作り、 すちの奇妙な顔を隠してみてはどうか? Loo Kohor : よいな? オークに変装するのだ。 そちの準備が整ったら、またここで続きを話そう。 拙僧は、気配を消して待っておるぞ……
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