SP終わってしまいましたなー。ああいうスリリングなドラマ作れるのってフジテレビだけなのね。ドラマって局っていうより班で作ってるから、CXにはそういうチームが2つくらいあって、他の局にはひとつもないって感じ。だから他の局は家族とか職場とか、悪く言うとぬるいドラマが多いんだろう。SPのような緊迫感があって、役者の演技に見とれるようなドラマがもっとあってもいいんじゃないでしょうか。
それにしても最後は「エーッ!!」という感じだった。「そこだけは想像もしてなかったわー」という感じで。あの役者さんの、これまでの役のイメージをうまく逆手に取った感じ。でも考えてみると、確かにおかしな行動あったもんな。あんときは単純に「情けないな!何やってんだ!」と思ったけど、あれが伏線だったとは。見事!!!
ひとつだけ困ったことを言うと、CM前の提供カットのときにこの先の映像使うのやめて欲しい。あそこはこれまでの放送済みの映像の繰り返しでいいはず。スリリングな内容だけに殊更に先の展開は知りたくない。
「最後」「先の展開」ということでいうと、ネット上で最後の展開をリークした(または大胆に自分の予想を披露して当たっちゃったKYな)アホウがいたとか。ほんとやめて欲しい。サッカーの移籍情報とかは時に未確認情報でもいいから欲しいときもあるけど、お笑いのオチや、ドラマのストーリー、スポーツの結果を言う奴はサイテーだと思います。
それがもし、内部の人だったらなおさら。NHKのニュース原稿を元に株買っちゃった記者が失格なのは言うまでにあらず、この手の放送人は風上にも置けん。
「自分が内側の人で中のことを知っている」「それを人に知らせて驚かせる」「預言者ぶる」ということが、それが「テレビ放送を通じて、自分たちが必死こいて作った作品を通じて、初めて視聴者の元に届く」ことの使命感よりも、歪んだ快感として上になっているだとしたら、そういう人物はテキトーな情報ばっか流す「ネット記者」にでもなったらいい。居場所が違う。