自称「サラリーマンディレクター」も今年は本格的に忙しくなってくる。まあ、その方が幸いなのだが。
1年がかりでひとつのテーマについて取材をしていかなければならない。
「広く深く」ということが求められる日々の中で、これまでは「広く」の要素が強い仕事を日々してきて、広いがゆえに「これで本当に自分の理解が合っているだろうか?間違いはないだろうか?」ということに留意しながらやってきたが、今年は「深く」ということを突き詰めなければならない。
別に深くといっても、最終的には視聴者の理解の範囲に収めるのは当然だが、取材段階では取材相手に理解で少しでも近づかなければならない。
去年、同じようなテーマを1ヶ月ほどやったことがあるが、そのときも最初は付け焼刃で不安だったが、それでも相手にちゃんと理解したうえでの取材ができていたと思うし、カメラマンさんに「よく理解してるねえ」と褒められた嬉しい経験もしている。
テーマは申し上げられないが、少なくとも「沖縄に行って荒れた成人式に密着する」という取材よりは、十二分に自分に向いているのではないかと思った。
がんばらにゃいけんね。