浦和の応援を「応援歌を歌うことが目的になっている」と批評した金子達仁氏が批判されているらしい。
実は自分も全く同じことを思っている。
試合終了の(特に勝利の)ホイッスルが鳴ったその瞬間に、なぜ応援歌を歌い続けられるのだろうか?到底、理解できない。
「あれよ。あれよ。(終了の笛ピーッ!)あれよとっとっとっとレッズ♪あれよ。あれよ・・・」
こっちが「あれよ?」と言いたくなる。
勝利の瞬間はスタジアムは歓喜に包まれ、総立ちになり、手を夢中で叩きながら、誰もが何がしか叫んでいる。これが本来の勝利の瞬間の迎え方なんじゃないだろうか?少なくとも日立台はこの数年で、毎試合そういう光景が見られてきた。埼スタに比べたらチンケなものかもしれないが、日立台のあの勝利の瞬間が大好きだ。もちろん、そうしている浦和サポもいると思う。でも、自分がその場にいたとしたら、その瞬間に変わらず同じ応援が続いていたら、気分は盛り下がってくるに決まっている。それをほんの一部ではなく、仮にもサポーターの代表団がやってしまっては、その勝利の雰囲気はどうなんだろうと正直思う。
浦和の応援や熱気はしょっちゅう、うらやましく思う。ただ、勝利の瞬間の浦和サポは好きになれない。真の意味で世界に誇れるレッズサポになれるよう、他の細かいことは分からないが、少なくとも勝利の瞬間は、あの人数、あの声量で、「うお〜〜〜〜〜〜っ!!!」って叫んでやって欲しい。
そう、同じ埼スタで2002年にベルギー相手に鈴木隆行が得点したあのときのように、音割れせんばかりの大歓声を、埼スタに轟かせて欲しい。