2007/12/31-21:44
ルイコスタ、今季で引退=サッカー
【リスボン31日AFP=時事】
サッカーの元ポルトガル代表で、ベンフィカに所属するMFルイコスタ(35=写真)は31日、レコルド紙に対し、今季終了後に引退する考えを明らかにした。
ルイコスタは、1991年にプロ活動を開始したベンフィカで現役生活にピリオドを打ちたいと以前から考えていたと説明。今後はベンフィカで指導者の道を歩みたいと語った。
ルイコスタはポルトガル代表として96試合に出場。2004年の欧州選手権を最後に代表を引退した。
ルイコスタは91年から94年までベンフィカでプレーした後、イタリアのフィオレンティナ(94―01年)、ACミラン(01―06年)で活躍し、昨年、ベンフィカに復帰した。 〔AFP=時事〕
う〜ん。わかっていたとしても改めて寂しいな。柏レイソルの選手じゃないのに魅了してくれた選手というのはルイ・コスタ、そしてちょっとジダン、中田英寿くらいなもんで、こういう選手がいなくなってしまうとサッカーそのものの面白しろさが段々わからなくなってしまいそうで。でもたまたま柏に来てくれたフランサが面白いプレイヤーであるように、目を光らせていればこの先もファンタジーあふれる選手にめぐり合うことはできるだろうか。
個々のテクニックが高いポルトガル代表にあって、「全ての攻撃がルイ・コスタを経由する」というのは古い闘い方だったかも知れないが、今でも2002年W杯のポーランド戦のポルトガル代表が、世界で最も美しいサッカーだったと信じている。また、あれほどの興奮を海外サッカーを見てしたことはない。
指導者となり、第2のルイ・コスタを排出して欲しいし、その選手を中心としたポルトガル代表は、ただ美しいだけではなく、強くあってくれたら彼もそこは望むところだろう。
おしむらくはEURO2004の決勝と、あともう一度、CWCで日本に来て欲しかった。