[4418] 参加したいな アレーナ |
- big - 2014年04月08日 (火) 14時28分
奥田先生、いつもご案内ありがとうございます。
近況報告となりますが、先月から住まいも勤務先も、静岡から東京に完全に移ってしまいました。ですからアレーナに頻繁に参加するのが難しい状況になってしまってます。 名古屋方面の出張などあればいいのすが、そううまくはいかず。
ご存知のように東京にも、下北沢、中目黒など、アレーナのようなソシアルのスタイルの催しはそれこそ雨後のタケノコのようにあるのですが、”なにか”が違う。いろいろなソシアルに、何回いってもその印象はかわりません。 それは何かと問われても、なかなかうまく説明ができません。
こんなことがありました。 連れがバイト先で他のスタッフと話していたら 「あなた名古屋でしょ?!』 といきなり話している途中で指摘されてしまったというのです。 指摘した側は名古屋出身だったので、話し方とか、アクセントとか微妙にただよう何かに名古屋の匂いを感じとったに違いありません。生まれも育ちも東京育ちの連れはまったく意識していなかったので大変驚いたと言っていました。
関東から名古屋に転勤し、空気を吸い、水をのみ、食べ物を食べている14年間のうちに、いつのまにか身体の奥深くにしみこんでしまったようです。 余談ですが、人と親しくなるために一番の近道は、同席で同じ食べ物を食べることだと言われています。それは摂取した食物が、消化吸収され身体を形成する分子の構成が似通ってくるからだとか。同じ釜の飯を食うっていうのもそうですね。
ところで、サケが生まれ故郷の川を遡上するのは、微妙な川の水の違いを嗅ぎ分ける能力によります。もし匂いをとりちがえて川を遡ったりすれば、子孫を残す機会を逸してしまうことになります。匂いを嗅ぎ分ける能力はサケという種にとっては死活的に重要なのです。
もしかすると、東京でのダンスに違和感を感じ、アレーナで踊りたいという気持ちを抑えがたいのは、名古屋で食べたひつまぶしやウイローで形成された身体の分子構成が、きっとお前の戻るべきところは、名古屋だよ、と体の内奥からささやいているのかもしれません。
まるでサケが母なる川の、川上を命がけでめざすように。
上京の折りはぜひお声がけください。
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