[4325] ダウンサイズしてかつ生き延びる |
- big - 2012年09月01日 (土) 00時34分
「エコノミスト」の編集部が2050年の世界を予想した。
第12章「グローバリゼーションとアジアの世紀」の中で、 文章での言及はないものの、掲載される表で、 冒頭の日本と韓国のGDPの大逆転現象が示されています。
購買力平価ベースで計算し、1人当りのGDPを アメリカを100とした場合、日本と韓国は次のようになると。
2010年 2030年 2050年 日本 71.8 63.7 58.3 韓国 63.1 87.8 105.0
日本のGDPが韓国のGDPの半分になるという予測。これは西ヨーロッパ諸国の成長率も下回り、イタリア(60.1)より少し悪く中国(52.3)よりちょっといい程度。
なぜか韓国が105とドイツ(87.7)やフランス(75.2)やロシア(71.9)やアメリカ(100)と比べても高い。
現在のG7のうち2050年時点で上位7位に残るのはアメリカだけ。 それ以外の国は、中国、インド、ロシア、ブラジル、インドネシア、メキシコ。
中国についてはGDPこそアメリカの1.8倍になってはいるものの急激な高齢化が足かせになる。
もちろんGNPだけで人の幸せは決まらないが、現在のように世界中から著名なサルサ・アーティストを呼び寄せたり、好きなだけ高級食材や産品を輸入し消費できるような状況ではないのでないか。
もしかするとその必要もないのかも。 なにせ5人に2人は65歳以上なのだから。
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