[4224] はい、気をつけます |
- big - 2011年08月24日 (水) 22時34分
残念ながら、サルサ界自体が市場拡大を果たせず、近年ますます縮小傾向が進んでいることがベースにあると思います。
限られたパイを競い合う中で、むかしからの既得権益者が、よそ者として新規参入者を「後からのこのこきたお前などに分け前を取られてなるものか」という姿勢で、出て行けと大声で恫喝するという構図でしょう。
ま、感情的になっちゃうのは、お金よりも、根底に、自分の育ったクラブや先生に対する忠誠心、あるいは愛着の発露が、ネガティブな形で表出されたものだとは思いますが。 だから、自分は悪くない、悪いのはロドリゴだという発想になるんでしょう。根はいい人なんでしょうけど。きっと。
右肩下がりの日本の人口、経済の縮図を見るようでもあります。
解決法はといえば、サルサ人口の拡大を基本に市場全体の拡大をははかることです。だがそう簡単ではない。
サルサ場に行く人は踊ることがメインなので、飲み食い、特に粗利の多いアルコール飲料を控えめにする傾向がある。当然お店の売り上げは一人あたり単価、利益が低いまま。
サルサ・ミュージックにしても、CDもコピーするのがこう簡単では、オリジナルを購入する必要もなくこれまた売り上げが伸びません。
靴やコスチュームも、Tシャツのようにカジュアル化が進行。
レッスン料も、高額なものは一部の人にしか参加できないので伸び悩み。
有名ライブバンドの楽団員も、公演だけに依存できる収入は望めず生活維持の手段を他に確保しなければならないという現状。
どこを取っても拡大する要素に乏しい。 サルサ市場は狭く小さい。
しかしだからといって、他人に、理不尽ないいがかりをつけたり、攻撃するのはね、美しくないし、サルサ市場の拡大にはつながりません。結果的に「ややこしいサルサ界とはさようなら」と、心あるサルサ愛好家の離反を招きかねないんじゃないでしょうか。
では、どうするか、は、私も打開策や秘策はもっていません。 サルサを愛する者たちが考えていくしかない。
ただ、できることはサルサを,これからも心の底から、しかも全身で楽しんでいくこと。そんなことかな。
そのためには、より深く、より濃密な時間を味わえる場(それが脱〜だろうと、なかろうと)を見いだしていくことかなと。そんな後ろ姿が、サルサになじみのない人の目に触れれば、結果としてサルサ・ラバーが増えるのでは。
そのみかしユキちゃんという(とても可愛い)市大の女性サルサ部長が 「サルサを踊っている人って、自信に満ちあふれて、大人の人生の楽しみ方だなぁと。それに憧れて私もサルサに足を踏み入れました」と言ってた。お〜なるほどと思いました。
そんなのってありですよね。 甘いかな。
ま、このまま小さく小さくなっていったら、何処かのフロアの片隅で、残された者たちだけでホソボソと踊り続けていくんでしょう。もしそうなってもその中の一人には必ずなっているつもりですけど。
>その通りさん そうですか、匿名の主、ビシビシとムチをふるったのは女性ですか。 う〜ん、怖いというよりもイタいですね。 こういう人が恋人できた、結婚した、他に好きなことができたと、ある日こつ然とサルサ場から消えてしまうんじゃないでしょうか。
(遠い目で)女ってそんなもんよ。
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