[4109] 事故を起こさない自動車 |
- big - 2011年01月05日 (水) 23時46分
エコカーのプリウスの快進撃が続いている。 電気自動車の本格的普及をめざして日産を先頭に内外の各社がしのぎを削っている。
日本を支える自動車産業のテーマはエコ一色といってもいいくらいに染まっている。 ちょっと待ってよ。自動車メーカーのテーマは、これからは環境と「安全」ではなかったか。
安全が忘れ去られている。
安全でいえば画期的な技術はスバルのアイサイト。 自動車事故の6割は、追突事故。アイサイトの技術を導入すれば、年間70万件、1日約2000件の事故は半減できるのだ。
大型トラックが渋滞の最後尾に突っ込んで悲惨な事故が起きたことは記憶に新しい。もしも、もしもこの追突防止技術が導入されていれば、悲劇も回避できたいちがいない。
ガソリンの節約、二酸化炭素の低減も大切なことだろう。 自動車が産み出す最大の社会的費用のひとつは、人が傷つき死んだり大事な物が損壊すること。
気を取られてブレーキのタイミングが遅れれば、前のクルマに突っ込むのは、フェラーリだってポルシェだって、軽自動車だって同じこと。自動車が生まれてからこのかた変わっていない。
こんなことっておかしい。一瞬の不注意で人が死ぬなんてありえない。 世界一のロボット技術をもつ日本が、日本の自動車産業が、自動車を、まさに自動車として、事故をおこさない無事故ロボットとして作されないはずはない。
世界のどの国もできないめのできないロボット自動車が人の命を救う。日本の自動車産業の未来を救う、と思う。
悲しいことに、こういう自動車がひろく普及すると利権を失ってしまう人や機構があるらしい。
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