リボンの騎士のWEBドラマ 勝手にリボンの騎士♪part2 (13Page)
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勝手にリボンの騎士♪part2

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リボンの騎士のアナザーストーリーを一緒の作りましょう♪

だから ここは勝手にリボンの騎士♪の世界なのです!

***ここでの決り事***

こちらは「リボンの騎士」の世界をベースとして、もう一つのお話を作っちゃおう♪というスペースです。

その為 ラブストーリーオンリーじゃなければイヤ!元気なサファイアだけじゃなければイヤ!

というようなイヤイヤちゃんは即刻退室下さいませ。

全ての要因を含めて楽しめる広い心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。

また いくらHNを多用しても同一人物による連続投稿はアナザー版では禁止させて頂いております!!(ラブ板の方は禁止していません。)

HNが違っても同一人物による書き込みは4投稿目より無条件に削除します。

また こちらはストーリー性重視のスペースですのでお忘れなく♪!

*ラブストーリー専用のラブ板はこちら♪でお楽しみくださいませ。

尚 キャラクターアイコンの画像の持ち出しはご遠慮下さい!!

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RAPIER 2009年02月13日 (金) 06時28分 No.3248

icon あの小僧は子悪魔をとっ捕まえて何を聞き出したんだ?
暫く廻りの様子を警戒していたようだが何もせずに飛び立っていったぞ。

(メフィストは怪訝に思い、フィアーが捕まえた子悪魔を魔法で塒へ呼び出すのでした。
不意にメフィストの前に呼び出され慌てふためく子悪魔。)

おいお前、あいつと何を話していた?
おい・・・落ち着け、何も今すぐお前を消したりはせんが、お前の返答次第によっては・・・(笑)

・・・ほぉ、この山は何と言う山かと聞き、
そして この山に棲む悪魔は誰だかと聞かれたと?
ん?それから最近若い娘を攫ってこなかったかと聞かれたのか?

(このメフィスト様が若い娘を攫ったかなど、なぜあいつが気にする?
一体あいつはなぜ若い娘ばかり狙うんだ?
亜種の奴らは人間の血肉を糧にする者もいるが、あいつの目的は何か違う気がするぞ・苦笑)

それでお前は何と答えたんだ?


氷柱 2009年02月12日 (木) 21時56分 No.3247

icon …ここは大魔王メフィストが棲む魔の山ハルツだと??
(小悪魔の首根っこを摑んだまま木陰に降り立ち、用心深そうに辺りを見渡すフィアー。)
話には聞いてるぞ。 奴は俺みたいな亜種の事を偉そうに見下してるらしいな。
俺はそんな奴のテリトリーに自ら飛び込んじまったって訳か。(ならば神の娘は既に奴の手中に??
 しかし相変わらずもう一つの気配を別の場所から感じるのだが…)

…何、悪魔をも恐れずここハルツに足を踏み入れ、小悪魔を手玉に取るサファイア王子だと?
しかもメフィストが攫ってくる若い娘はサファイア王子???
お前は一体何を言ってるんだ? 王子なら男に決まってるだろうが。 しかもサファイア王子から男の心を抜き取り、それをヘケートに与えれば大魔女に? 
そのヘケートってのは誰だ? ほう…メフィストに娘がいるのか。 しかもそんな手強い王子を相手に娘の為に奮闘しなければならぬとは(笑)
(内なる光を秘めた神の娘と紛らわしい気配を発しているのは恐らくその娘ヘケート。
魔女らしからぬ娘を大魔女にと、親父が必死になる訳だな。成程それなら合点がいく。
ならば本命はもう一つの気配の主だと見て間違いは無さそうだな。 そうと分かれば半人前の魔女相手にこんな所で戯れている暇は無い。)

手荒な真似をして悪かったな(笑) ここには俺のお目当ての者はいないらしい。
(漸く小悪魔を解放したフィアーは、再び空へと舞い上がるのでした。)


Mallia 2009年02月12日 (木) 19時45分 No.3246

icon うわぁ…離せ…いやだぁ…助けて…

(ギャーギャーと甲高く騒ぎ立てる子悪魔)

何でも話すから俺を殺すなよ よそ者(汗)
こ‥ここは大魔王メフィスト様の魔の山ハルツだぞ。
人間はこの山を怖れて近づくものは誰もいないのさ(笑)

いや 一人いるな…悪魔を怖れない人間がさ。
この国のサファイア王子は悪魔を全く怖れやしない、それどころか俺達を掌に乗せて人間に悪さをするなって優しく言うんだ♪♪
あの王子の側にいくとフワァっとした気分になっちまって俺達は言う事を素直に聞いちまうんだよな。(苦笑)

メフィスト様はその王子から男の心を抜き取ってヘケート様に与えて大魔女にしようとしてるんすが、いつもサファイア王子にギャフンと言わされてるんですぜ。(大笑)

メフィスト様が攫ってくる若い娘はサファイア王子ぐらいですがね…
ヘケート様も姿は若い娘ですが、実際悪魔年齢は若いっすよ。
よそもんのあんたが言う若い娘はヘケート様の事ですかい?


RAPIER 2009年02月12日 (木) 06時29分 No.3245

icon ・・・!?
神の娘の気配が遠ざかるぞ。
なぜだ・・・なぜ遠ざかるんだ?
この山に娘の気配が間違いなくある、だが・・・(汗)

(近くにいた子悪魔を捕まえて・・・)

ッチ!お前は子悪魔か。
ならばこの山は悪魔の山に間違いないってことだな。
だがこの山になぜ神の娘の気配が?
まさか既にこの山を根城にしている悪魔に摑まってしまったというのか?(汗)

おい 子悪魔、この山は何と言う山だ?
そして この山に棲む悪魔は誰だ?
そいつは最近若い娘を攫ってこなかったか?
さっさと言わないか!俺は気が短いんだよ!(怒)


余寒 2009年02月12日 (木) 00時24分 No.3244

icon (メフィストとは別の場所からフィアーの動きを遠巻きに観察するヘケート。)

全く… 噂をすれば何とやらだわね(苦笑)
だけどXの姿はどこにも見当たらない。 何故あの悪魔一人だけでいきなりハルツに来たのかしら??
何だか偵察というよりも何かを捜しているみたい。 ぁ… まただわ。 私が何度場所を移動しても、まるでこちらの居場所を目指して飛ぶ方向を変えるみたい。
もしかしてあの悪魔の狙いはこの私…? だとしたら一体どうして???
分からない…分からないけれど兎に角、このままハルツ周辺の狭い範囲内で逃げ回っていても仕方無いわね。
だったら… ズボラーシャ!
(猫に化けたヘケートはハルツの麓の森に飛び出すと、サファイアがいるシルバーランド城とは正反対の方角へと走るのでした。)


RAPIER 2009年02月11日 (水) 18時42分 No.3243

icon ・・・なんだ この気配は?
そうか 我が根城に侵入する命知らずの愚か者がやって来たらしいな。

(近くの窓変わりの穴から顔を出すメフィスト。)

・・・なんだ あの小僧は?
悪魔族ではなく亜種の魔族だな。
だが魔力は決して劣ってはいないか。

そういえばヘケートが羽のある亜種の悪魔の事を言っていたが最近は亜種の悪魔が増えて来たとは嘆かわしいぞ。(苦笑)

しかし あいつは何をしているんだ?
あいつを捻り潰すのは後回しにして様子をみてやるか・・・(笑)


沙更 2009年02月11日 (水) 15時48分 No.3242

icon フィアーは微かに感じる神の娘の気配を辿ってシルバーランドに向かうのでした。
なぜ二つの気配が同じ方向から感じられるのかはわからないまでも、他の悪魔に神の娘を見つけられ、娘の肌に先に悪魔の契約の刻印を刻む事を阻まなければいけなかったのでした。
 例え先に刻印を刻んだ悪魔がいても、フィアーより下級悪魔か同じ真魔でも魔力が弱ければ先手の刻印を消す事も出来るのでが、そうでない場合はフィアーは神の娘を失う事になってしまうのでした。

逸る気持ちを抑えて気配を辿って飛んでいたフィアーの眼の前に見えてきたのは、およそ神の娘に似つかわしくないハルツ山だったのでした。


Fouquet 2009年02月11日 (水) 00時38分 No.3241

icon (その頃、Xの本拠地では)

…この気配、微かだが確かに感じるぞ。神の娘の存在を。
本来は魔力の弱い亜種の俺だが、主に100年に一度の特別な晩餐で活力を得て力を補い、長い歳月を生き長らえて来た。
神の娘が見つかるまではと、Xが攫って俺に差し出した人間の娘たちを糧に凌いで来たが、いよいよ特別な夜が近い様だ。

しかし… これは一体どういう事だ…??? 光を放つ娘らしき気配が二つ??
言い伝えでは100年に一人といわれている神の娘が二人いる? まさか… そんな筈は無いだろう。
或いは何者かがこの俺を攪乱させる為に、本物と紛らわしい気配を別の場所から意図的に発している?

…Xの奴は、先頃責め滅ぼしたブロンズランドから強奪した金銀財宝を闇ルートで売り捌くのに忙しく、当座は兵を動かす気は無さそうだ。
…この分だと、もう俺一人で出向いても神の娘を見付けられるかもな。 しかし本物はどちらなのか。

(フィアーは、未だ微かなものではあるが確かに感じ取る事が出来た気配だけを頼りに、神の娘を求めて飛び立つのでした。)


沙更 2009年02月10日 (火) 17時52分 No.3240

icon パパ…その時は私も一緒に行くわ。
だって 黙って待ているなんて癪だもの。
私が大魔女になったときに自分も一緒に魔の心を勝ち取ったと言いたいのよ。
パパが持ってきてくれる魔に染まった魂を…悪に染まった心を待っていただけの非力の魔女だったなんて言われるのは真っ平だわ(笑)

(何が起きるかわからない状況だからこそパパと羽を持つ悪魔を二人だけで対峙させるなんて危険すぎるわ。

…私に力があればいいのに、今程強い魔力を欲しいと思ったことはないな(苦笑)
悪魔の私を愛してくれたサファイアを…魔女の私にさえ生きるべき路を、生きるべき希望の光を与えてくれたサファイア。
大切な親友を守る力が欲しい…)

≪ヘケートは生まれて初めて魔力が欲しいと強く願うのでした。
しかし ヘケートの望む魔力はフィアーの中に宿る闇の魔力ではなく、大切な友を救う為の光の魔力だったのです。
サファイアの心が融合して変化したように、魔女のヘケートの心もまた変化しようとしている事にヘケートは未だ気付いてはいませんでした。≫


RAPIER 2009年02月10日 (火) 06時45分 No.3239

icon 亜種の悪魔など取るに足りん存在だ。
ヘケートや、パパは大魔王なのだよ、亜種の悪魔如きに劣るとでも思っているのかい?
亜種の悪魔は本来の魔力は弱いのだよ、その悪魔が強いというのなら高潔な人間の心を多く喰らっているのだろう。
必死に清き魂を喰らい続け魔力を上げようとするなぞいかにも亜種・・・
だが 喰らった心の数も多ければ、ちと厄介ではあるな。(苦笑)
そして 魔に染まった魂を食らうことで、新たなる魔の力を手に入れる事も出来る。

ヘケートは大魔女になる為にそれが望みなのだな。
わかったぞ、パパがお前にその亜種の悪魔の魂をくれてやろう。(余裕の大笑いをするメフィスト)


OXIONES 2009年02月09日 (月) 22時11分 No.3238

icon えぇ、そうよ。 サファイアとお友達ごっこをするのはもう止めたの。
シルバーランドの掟は改められ、サファイアは正式に王女としてお披露目される。 男の心を失ったのは間違いないと思うわ。
女の子だけどいずれ正式に王位を継ぐ事になる、そんなサファイアを見ていて気付いたの。
この私も、パパとママの娘としてその期待を一心に背負ってる身だって事にね。

(我ながら危険な賭けに出たものね・苦笑
パパが羽のある悪魔から心臓を抜き取ったら、それを私の身体に移す前に灰にしてしまわなくては… もしそのチャンスを逃したら私は…

そしてそれ以外にも不安がある… それは…
パパが羽のある悪魔と正面切って戦う事になった時、その悪魔は神の娘の事をパパに漏らしたりはしないだろうかと。
もし土壇場になってパパの目的が変わったら?
…何だか悪いほうにばかり考えちゃうな。 もう後戻りは出来ないのに。)

海蛇島の事は知ってるわ。
Xの派手な娘狩りの影には悪魔が付いていたのね。
 その悪魔の目的は生贄になる人間の娘達、だけど人間であるXの目的は別の所にある。
今までの事を考えると、鉱山資源目当てにXがハルツに攻め入る日もそう遠くはないと思うの。
強欲な人間を陰で操り、違う種族の勢力圏を侵す、
パパはそんな悪魔の好きにさせておいて良いの?


朱雀 2009年02月09日 (月) 20時08分 No.3237

icon (何かヘケートの様子がおかしい。
大魔女になりたいという言葉も本心なのかどうか…
だが 自分で大魔女になる方法を探すぐらいだ、やはりその言葉は本心なのだろうな?・苦笑)

…Xという人間が悪魔のようだと?
そいつは知っているぞ、海蛇等で若い娘の躯を岸壁に打ち棄てておったな。
だが 人間がなぜあれ程の若い娘ばかりを…そう思っていたが、裏に亜種の悪魔がいたとはな(笑)

亜種の悪魔なら人間と下らぬ契約を結んでいるのだろう。
悪魔が自分の獲物の印として一方的に結ぶ契約なら、その人間に刻まれた悪魔の刻印を消滅させると無効になるが、人間と合意の上の悪魔の契約ならば多少はその契約力も強いのだろうな(冷笑)

悪魔と人間の契約の強さか…下らぬが面白い。
サファイアとヘケートとて悪魔と人間の結びつきがあるらしいが、どちらが強いか行く末を楽しむのも一興。

おっと ヘケートはサファイアを切り捨て大魔女になるのだったな。(笑)


RAPIER 2009年02月09日 (月) 06時23分 No.3236

icon ・・・知ってるわ サファイアがもう男の心を持っていない事は。

(パパでさえ男の心を感じないというのなら、今のサファイアは完全に女の子の心だけになっているということね。
良かったわ、本当に。
しかも 男の心は消滅したのではなく融合しているのだからか弱い女の子ではないわよね、そうよねサファイア?
私にはもうその事を確認できないけど・・・悲)

私が大魔女になりたいと思った矢先に男の心がなくなってしまったのよ パパ。
でも 確か古い本に男の心以外に大魔女になれる方法が書いてあった気がしたのよ。
そうしたら書いてあったわ、この本に。

"…元々は吸血種だが、その亜種は人血を吸わなくても長く生き永らえる。
…そうして長く生き永らえている彼らの心臓を与えられた者は、大魔王となるべく強大な力を得る。
…魔女がその心臓を与えられたなら大魔女に…"

そう書いてあったのよ。
ねぇ パパ、最近はXという人間が悪魔のような行いでみんなに怖れられているの。
そしてそのXに力を貸しているのが背中に蝙蝠のような羽を持つ悪魔だと・・・

背中に蝙蝠のような羽を持つなんて亜種の悪魔。
その悪魔が強いなら・・・その心を私が・・・
パパ・・・私に力を貸して、お願い パパ・・・


Лунный свет 2009年02月08日 (日) 00時13分 No.3235

icon ヘケートや。 暫く会わぬ間に、お前もすっかり成長したのだな。
パパは嬉しいぞ。 大魔女になる決意をしたというお前の、その成長振りが嬉しい…のだが… 実はなぁ…
(急に声のトーンが下がり)

…いつもサファイアの傍をうろついている目障りな天使の小僧が流れ星に乗って天に昇って行ったのを見掛け、おぉ!奴の居らぬ間にサファイアから男の心を!と、急いでハルツに戻ったのだが…

どうも今までとは違う… 何か様子がおかしいのだ… 水晶玉を通してサファイアの居所はすぐにわかったのだが、どういう訳なのかサファイアの中に男の心の存在を感じないのだよ。
天使の小僧がサファイアから男の心を抜き取り、天界に持ち帰ったとしか…
なんだい? ヘケートや、その古びた本は何だね?
…これは!


沙更 2009年02月07日 (土) 10時45分 No.3234

icon フランツはしっかりとサファイアを胸に抱きこむと、優しく頭を撫でるのでした。
それから諭すように今サファイアが自分にした行為は他の男には決してしてはいけないと話すのでした。
サファイアは澄んだ瞳でフランツを真っ直ぐと見つめながら話を聞いていたのですが、すぐにフランツの胸に頬を摺り寄せて静かな寝息をたて始めました。

心が融合した直後の不安定な感情は収まり、その事と相反するように女性らしいサファイアに嬉しい感情がある事は事実だがそれ以上の不安感を抱くフランツ。

…サファイアの素直な感情と行動は間違いなく相手が男なら誤解を招くだろうと。
そして 今のサファイアが間違いなく「神の愛娘」して目覚めてしまったことを肌で感じているフランツは、これからサファイアの周りに起こるべく事を思うと深い溜息をつくのでした。

そんなフランツの気持ちも知らずに、幸せそうにフランツの胸で眠るサファイア。

その頃ハルツ山ではメフィストがヘケートが大魔女になる決心がついたという告白を聞き喜んでいるのでした。


RAPIER 2009年02月05日 (木) 06時48分 No.3233

icon (サファイア・・・こんな状態で僕が本当に眠れると思っているのだろうか?
あまりにも君を感じすぎて眠れる訳が無いだろう・・苦笑

フランツは自分の心臓の辺りに頬を摺り寄せているサファイアの頭をそっと抱きしめるのでした。)

・・・僕の夢に君は出てきてはいないよ。
だって 君は確かな存在としてここにいるんだから・・・(笑)
サファイア、君は僕を眠いらせたいのかい?
それとも上着のボタンを全て外されて、おまけに君は僕の胸に顔を乗せている、君は無意識なのだろうがそうやって僕の肌に君を感じさせるんだね・・・僕の心臓を壊してしまいたいのかな?

または僕の忍耐力を試している・・・とか?

(動揺しているサファイアを自分が横になっているソファーに抱上げる。)

今日はまだ忍耐力は維持できそうだから・・・
少しだけ一緒に眠ろう・・・サファイア。

(ボタンを外された上着を下に脱ぎ捨てるとサファイアが持ってきた毛布を拾い上げて二人の身体に掛けるフランツ)


Jenounes 2009年02月05日 (木) 00時45分 No.3232

icon …フランツ?
(上体を起こしてフランツの顔を見るサファイア。)
睫毛が動いた… フランツ…? 起きてるの?
…違うみたい。 何か夢でも見ているのかな。

ねぇフランツ、その夢の中に… サファイアは居る?
もし居るとしたら… フランツに剣を向けて崖の上にでも追い詰めたりしてないか、ちょっとだけ不安になるの。
だってフランツの心臓の鼓動が… こんなにも激しく高鳴っているんだもの(笑)

(再びフランツの胸に顔を乗せたサファイアは、フランツの心臓の辺りに頬を摺り寄せると、目を閉じてクスクスと笑うのでした。)


朱雀 2009年02月04日 (水) 20時02分 No.3231

icon フランツはサファイアにブーツを脱がされた時点で目が覚めていたのですが、今までにない女性らしいサファイアの反応に内心躊躇してしまった為、その後声をかけるタイミングを失いサファイアに成すがままに身を委ねていたのでした。
しかし 今の状況で眠ったフリは出来ても、自分の胸に感じるサファイアの髪の柔らかい感触や、暖かい吐息に自分の胸の鼓動が早鐘のように早くなる事は止められる筈もなく、これでは狸寝入りがばれる事も時間の問題だと内心苦笑しているのでした。

そして自分に対するサファイアの反応は間違いなく自分を求めていてくれているという確信があり、少なくとも天使にサファイアを奪われる心配はないと感じフランツは一安心するのでした。


RAPIER 2009年02月04日 (水) 06時46分 No.3230

icon (自室に戻ってきたサファイアは部屋を出て行った時と同じ場所座り、その姿のまま眠るフランツに気がつきました。)

・・・フランツ、サファイアが戻るのを待っていてくれたのね。
でも ソファーで眠っちゃダメじゃない。

(そう言いながらフランツの側に跪くように身を屈めると、フランツの足を自分の膝の上に乗せブーツを脱がせるのでした。
ブーツを脱がせるとフランツの身体を静かに自分の胸に抱き抱えるようにしてソファーに身体を横たえるサファイア。
暫くソファーに横たえさせたフランツを見ていたサファイアですが少し考えた後、フランツを起こさないように上着のボタンを外すのでした。)

サファイアの力じゃベットまで運べないけど、でも身体を楽にすると少しはゆっくり眠れるわよね?
きっとこの城に来てからゆっくり眠ってないんだろな・・・
ちゃんと食事を摂っていたのかしら?
きっとサファイアの事で振り回してしてしまっていたんだろうな。
ごめんなさい フランツ、でも ありがとう フランツ・・・

(寝室から持ってきた毛布をフランツに掛けてようとしたサファイアですが、そう言うとボタンを外しているフランツの胸に顔をそっと乗せるのでした。
フランツの確かな暖かさと力強い生命の鼓動をサファイアは感じながら、改めてフランツへの愛しさが募るのでした。)


OXIONES 2009年02月03日 (火) 20時50分 No.3229

icon (その頃ハルツに戻っていたヘケートは、X連合の背後にいる悪魔に付いて調べ物をしていました。)

えぇっと… 背中に羽のある種族… これだわ…!
 "元々は吸血種だが、その亜種は人血を吸わなくても長く生き永らえる。 100年に一度の晩餐で…" あぁ… 大きな虫食い穴が…
上書き修正された家系図と違って、完全に欠損しているものは修復し様が無いわね(溜息)
 "…そうして長く生き永らえている彼らの心臓を与えられた者は、大魔王となるべく強大な力を得る。
…魔女がその心臓を与えられたなら大魔女に…"
Xに力を貸しているのが強力な魔力を持つ悪魔でも、心臓を奪われれば確実に滅ぶ。
その悪魔の力が得られなくなればXだって唯の人間、サファイアの国が攻められなくて済むわ。

「今まで散々我侭を言ってパパを困らせて来たけど、やっと大魔女になる決心が着いた」と、思い切ってパパにそう言おう。
サファイアからは男の心を奪い取る事が出来なくなったけれど、それに匹敵する特別な心臓を持つ悪魔が現れたんだもの。

もし既の所で上手く逃げられなかったら…私はパパの手で心臓を移し変えられ、大魔女になってしまう。
そしたらもう、きっと今までの私じゃなくなる… サファイア達と過ごした記憶もどうなるか…

さっき城を出た時、もしあの場にサファイアがいても、いつもの様にまたね…とは言えなかった。
サファイア… もし私が戻らなくても、あなたは王女としてのこれからの為にフランツを信じて、二人で共に新しい一歩を踏み出すのよ。
(ヘケートは窓の外に視線を移し、シルバーランド城の方角を見つめるのでした。)





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