投稿日：2009年06月07日 (日) 18時08分

第一回アカデミー賞作品。この年トーキーは発明されたがこれは無声映画。リンドバーグの話題もあって、航空ブームだったらしい。ラブストーリー＋反戦映画で、戦争シーンのスケールの大きさは近来のものに引けを取らず、1927年でこれだけのものを撮れるとは驚きだ。ラブストーリーの部分はコメディーの要素が強いので、シリアスな場面がかなり薄められてしまっているが、そこも計算していたのかもしれない。小さなことだが、主人公が酔っぱらう場面で物を揺すると沢山のバブルが宙を昇ってゆくというアイディアが面白かった。 クララ・ボウ　チャールズ・ロジャース リチャード・アーレン ジョビナ・ラルストン ゲーリー・クーパー

投稿日：2009年06月06日 (土) 12時02分

リメイク版「アサシン」の嘘っぽい運びに比べると本作はそのような事は無く良かった。前半はリメイク版がそっくりそのままコピーをしていてほとんど同じだが、後半の本作はしっかりと決まっている。リュック・ベッソンがハリウッド進出のきっかけとなった作品という。 アンヌ・パリロー ジャン＝ユーグ・アングラード ジャンヌ・モロー チェッキー・カリョ ジャン・レノ

投稿日：2009年06月05日 (金) 14時45分

フランス映画「ニキータ」のハリウッド・リメイク版。ジャン・レノがハーヴェイ・カイテル、ジャンヌ・モローがアン・バンクロフトと大物を配して頑張ったが、運びが嘘っぽくＢ級娯楽映画としか言いようがない。主演のブリジット・フォンダはかのヘンリー・ファンダが祖父なんだと。 ブリジット・フォンダ ガブリエル・バーン ダーモット・マロニー アン・バンクロフト ハーヴェイ・カイテル

投稿日：2009年06月03日 (水) 18時01分

30年代を舞台にしたロード・ムービー、時代を意識してモノクロで撮っているようだ。可笑しいやら、もの哀しいやら、名作と言えるでしょう。余計なことだが少女役のテイタム（アカデミー助演女優賞）がスパスパ煙草を吸っていたが、なんか後の彼女を予感させるような気がした。たしか昨年だったかヘロインか何かで捕まっていたと思う。マッケンローと別れた頃もクスリ漬けだったように記憶している。 ライアン・オニール テイタム・オニール　マデリーン・カーン ランディ・クエイド ジョン・ヒラーマン

投稿日：2009年06月02日 (火) 12時38分

重度の脳性小児麻痺の主人公の卑屈な所がない自由な心が良く描けている。清く正しく美しくには全くなっていないのが素晴らしい。実話を基にした作品。 ダニエル・デイ=ルイス　 ブレンダ・フリッカー レイ・マカナリー フィオナ・ショウ ヒュー・オコナー

投稿日：2009年05月31日 (日) 18時57分

異才タランティーノの名を世に知らしめた作品。残酷な描写もあるバイオレンス・アクションだが、アクションものに得てしてありがちな、くど過ぎるドンパチはなく、見せるべきそれと、展開で見ごたえがある。 ハーヴェイ・カイテル ティム・ロス マイケル・マドセン クリストファー・ペン スティーブ・ブシェミ ローレンス・ティアニー カーク・バルツ エディ・バンカー クエンティン・タランティーノ

投稿日：2009年05月30日 (土) 12時07分

アカデミー賞作品。壊れてゆく家族を観客の目から見させて問いかけてくる。コメディーながらリトルミスサンシャインもアメリカン・ビューティーも崩壊してゆくアメリカの家庭を見せていた。アメリカン・ビューティーは普通の人々のオマージュとして作られたと聞くが、本作に続いてアカデミー賞を獲ったのだからすごい。本作は８０年の作品ながら新しい。 ドナルド・サザーランド ティモシー・ハットン メアリー・タイラー・ムーア シャド・ハーシュ エリザベス・マクガバン

投稿日：2009年05月28日 (木) 15時10分

ディズニー映画の匂いぷんぷんのコメディ。バック・トゥ・ザ・フューチャーでもそうだったが、ぶっ飛んだ演技をするクリストファー・ロイドの火星人が可笑しい。 ジェフ・ダニエルズ クリストファー・ロイド エリザベス・ハーレイ ダリル・ハンナ ウォレス・ショーン クリスティン・エバーソール

投稿日：2009年05月27日 (水) 19時44分

こんな静かな殺人鬼はめずらしい。盛り上がりも無く淡々と進むが、小山がいろいろあって、２時間を観させてしまうのはそれなりに面白いのかもしれない。 ケビン・コスナー デミ・ムーア デイン・クック ウィリアム・ハート マージ・ヘルゲンバーガー ダニエル・パナベイカー レイコ・エイルスワース

投稿日：2009年05月26日 (火) 22時30分

２分先の予知能力を持つ男の話。昔、ルネ・クレールの「明日を知った男」というのがあった。これは明日の新聞を手に入れることができる記者の話だが、やがて狙われる身となる。終盤己の死亡記事が載った明日の新聞を手にして驚き、それから逃れようとする。この落ちは見事だったが、今回のネクストはこのタイトルと落ちが関連していてなるほどとなるのだが、あまり感心しない。コロンボ刑事のピーター・フォークが老人のチョイ役で出ていた。平凡な作品。 ニコラス・ケイジ ジュリアン・ムーア ジェシカ・ビール トーマス・クレッチマン トリー・キトルズ ピーター・フォーク