投稿日：2011年01月20日 (木) 21時04分

制作者が「この映画は、５０年代（以降）のモンスター映画へのオマージュである」と語っており、マニアも楽しめる出来になっている。主人公スーザンは「Attack of the 50 Foot Woman 」というのが元なんだって。コックローチ博士は「ザ・フライ」、お仲間にアマゾンの半魚人、エイリアンの首領ギャラクサーはクール星人っぽい。金門橋でロボットが車をスクラップするシーンは、ウルトラセブンで見たようだし、単純なパロディながら、モスラへのオマージュには、やってくれたねと拍手。大統領が未知との遭遇メロディーを弾いたあと、ロボットに向けてバルカン・サリュートをするのも見逃してはならない。そんなこんなで楽しいが、それだけにオリジナル感には欠けるも、そこまで求めるのは酷でしょう。３★ リース・ウィザースプーン/ベッキー 、セス・ローガン/日村勇紀（バナナマン） 、ヒュー・ローリー/内田直哉 、ウィル・アーネット/乃村健次 、レイン・ウィルソン/青山穣 、キーファー・サザーランド/山路和弘

投稿日：2011年01月19日 (水) 17時28分

当時勢いのあったシェールがアカデミー主演女優賞を獲ったという話題性から観た。若いニコラス・ケイジが一生懸命シェール姉さんにサービスしている。どうってことないほんわかラブ・コメディ。２★ シェール、ニコラス・ケイジ、オリンピア・デュカキス、ヴィンセント・ガーディニア、ジュリー・ボヴァッソ

投稿日：2011年01月18日 (火) 18時16分

戦勝バンザイのいい加減な映画ではなく、歴史的な大失敗作戦を後世の為に記録に残そうとアッテンボローが獲った。役者の顔ぶれも凄いし、今ではこのストーリーでこんなに金を食いそうな作品は撮れないでしょう。それで営業的にはどうだったのでしょう。３★ マイケル・ケイン、ジェームズ・カーン、ライアン・オニール、ロバート・レッドフォード、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマン、ダーク・ボガード、マイケル・ケイン、エリオット・グールド、アンソニー・ホプキンス、エドワード・フォックス

投稿日：2011年01月17日 (月) 08時43分

邦題からはいかにもなギャング映画を想像してしまうけれども、原題は「The Roaring Twenties」。第一次世界大戦戦場の出会いで始まる三人の男の物語で、ただのギャング映画というより、心うつ青春映画でもあると言える。切ないのはキャグニーの純な恋だ。自分の感情を抑えて恋する相手に尽くす様を淡々と描き出した本作の切なさは際立つ。また、きびきびと（悪く言えばチョコマカと）動き回りながらも他を圧する大物の風格を演じられるのは彼の他には居まい。おそらくこの作品のオマージュとしてセルジオ・レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は創られたのではあるまいか。嬉しいのは、忘れていた唄「メランコリーベイビー」をこの作品の中でプリシラ・レインが２度歌ってくれているのと、脇役の酒場女のグラディス・ジョージが何とも良い味。５★ ジェームズ・キャグニー、ハンフリー・ボガート、プリシラ・レイン、ジェフリー・リン、グラディス・ジョージ

投稿日：2011年01月15日 (土) 13時30分

原題からして「同じ人を二度殺す」（初めに有罪とされ服役すれば二度目は罪に問われない）事を冒頭に言ってるので、それから先は結末が透けて見えるのは止む負えない。展開もこっちが予想するように進むのだが、一つの一つのシーンが良く出来てるのでこういうのもあって良いかなと思う。３★ アシュレイ・ジャッド、トミー・リー・ジョーンズ、ブルース・グリーンウッド、アナベス・ギッシュ、ローマ・マフィア

投稿日：2011年01月14日 (金) 17時40分

グアンタナモ米海兵隊基地で起きた殺人事件。その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちの話。元は舞台劇なので脚本がしっかりしているし、この豪華キャストは見応えがある。ハリウッド得意の法廷劇。４★ トム・クルーズ、デミ・ムーアケビン・ベーコン、ジャック・ニコルソン、、キーファー・サザーランド、クリストファー・ゲスト、ジェームズ・マーシャル、ケヴィン・ポラック、J T ウォルシュ

投稿日：2011年01月12日 (水) 10時05分

３時間のうんざりする感動の垂れ流し。これに耐えて観ていて良いのだろうかと思ったりして。どうも完全版と云うのが良いとも限らない。そぎ落とすべきものはそぎ落とし、９０年の外国語部門アカデミー賞を獲った時の方が良かったようだ。そんなに昔の作品ではないが、ノスタルジックだねえ。３★ マルコ・レオナルディ、フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、アニェーゼ・ナーノ、、マリオ・レオナルディ、ブリジット・フォッセー、アニェーゼ・ナーノ、

投稿日：2011年01月11日 (火) 12時42分

かつて一世を風靡したカントリーシンガーも今はドサ回りでお酒とタバコを友に場末のステージに立つ男。若き日の栄光はすでになく、わずかなギャラでやる気のないライブをこなしている。そんな男の立ち直りを描くハートウォーミング・ストーリー。味わい深い演技とプロ級の歌とギターを披露したジェフ・ブリッジスが５回目のノミネートにして、ついにオスカーを獲得した作品。彼の教え子で人気歌手役のコリン・ファレルも本人が歌っているそうで、これまた巧い。ストーリーはだれるかもしれないが、味わい深い演技で男の「友情」と「人情」を加味していて、ラストに哀愁を漂わせていたのもなかなか。３★ ジェフ・ブリッジズ、コリン・ファレル、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、ポール・ハーマン、ライアン・ビンガム、リック・ダイアル

投稿日：2011年01月10日 (月) 11時02分

韓国で観客動員５００万人を超えるヒットを記録し、レオナルド・ディカプリオによるリメイクも決定しているクライムサスペンス。実際にあった連続殺人鬼を基に製作したと聞く。だが運びは暗く、しつこく、目新しさはない。それと警察のお粗末な間抜けぶりはどうしようもない。それで成り立っているストーリーだから始末に悪い。良い撮り方をしているのは認めるが、減点が多く２★ ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、キム・ユンソク、チョン・インギ、ク・ヌボン

投稿日：2011年01月08日 (土) 15時57分

「ハプニング」に続き大外れのシャラマン。オリジナルはアメリカ子供向けアニメ。それは４部作で構成されたということで、映画化第１作の本作は後の展開を考慮し舞台設定に費やされたみたいだが、もうその先は見たくない。１★ クリフ・カーティス、デヴ・パテル、ノア・リンガー、デイモン・ガプトン、フランシス・ギナン、セイチェル・ガブリエル、ニコラ・ペルツ、ジャクソン・ラスボーン