投稿日：2011年04月17日 (日) 14時00分

面白味は、「何事も達観している死神」と「目の前の出来事に一喜一憂している人間」の対比。関係のない、３つのエピソードからなるオムニバスのように見えるが、実は、それぞれが１つに繋がっているというのがポイント。原作は伊坂幸太郎。３★ 金城武、小西真奈美、富司純子、光石研、石田卓也、村上淳、奥田恵梨華、吹越満、小西真奈美、石田卓也

投稿日：2011年04月15日 (金) 15時06分

ホラーのジャンルに入っていて法廷劇の実話というへんてこな所に引かれて、観てしまった。このエミリーローズ事件は、悪魔払いをした牧師が少女を死に至らしめた罪に問われるのだが、悪霊の実在を前提として制作されており、法廷劇としての面白さを損なったようだ。その前提は置かず、判断は観客に任せるようにしたらどうったたか。難しいか？２★ ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット、ジェニファー・カーペンター、コーム・フィオール、メアリー・ベス・ハート、コルム・フィオール

投稿日：2011年04月13日 (水) 09時19分

昔観たとき、少女ナタリー・ポートマンに関心をした記憶があるが、忘れてしまっていた。その後、きれいきれい女優で出ている彼女が、近年輝き始めてきたので、思い出し、もう一度少女ナタリー・ポートマンを見たくなった。３★ ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ダニー・アイエロ、ゲイリー・オールドマン、ピーター・アペル、

投稿日：2011年04月10日 (日) 22時30分

イラン出身でパリ在住のマルジャン・サトラピの半自伝的グラフィック・ノベルを、原作者自らの監督・脚本で映画化した長編アニメ。イランの激動の現代史を、一人の少女の成長物語に重ね、生活者の目線から皮肉とユーモアを織り交ぜヴィヴィッドに描き出す。イランが戦時中という異常な日常の中で生と死が隣り合わせであっても路地裏で流行するパンクロックがあり違法に作られる密造酒がありそこにはまた密告があり統制がある。３★

投稿日：2011年04月09日 (土) 17時33分

やたら時間軸の交差があって、観にくいなあと感じていたが、中盤頃から納得した。（ネタバレ）一人の男が殺人犯に仕立てられてゆくのだが、時系列通りに進めては、気がつきにくい細かな仕掛けがあるので、このようなカットバックで見せたかったのだろうと想像する。結果を予想できた人はそういないと思うが、そこが良い。ノーラン監督の作品には独特の狭苦しさがあるが、金のかかったインセプションよりこちらの方が好みだ。４★ ジェレミー・セオボルド、ルーシー・ラッセル、アレックス・ハウ、ジョン・ノーラン、ディック・ブラッドセル

投稿日：2011年04月06日 (水) 15時02分

のちにＮＡＳＡのロケット・エンジニアになったホーマー・ヒッカムの自伝を基に作られた。やたら評判が良いので観たが、ディズニー風で万人に喜ばれる作品になっている。その点ちょっとね。原題の「October Sky」は、原作の題名「Rocket Boys」のアナグラムになっているとは雑俳です。３★ ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ローラ・ダーン、クリス・オーウェン、ウィリアム・リー・スコット、チャド・リンドバーグ

投稿日：2011年04月04日 (月) 08時54分

公開当時、映画評論として語られる内容、若いもんが見て語る内容の視点で理解していたものには、最高にいかした話題作であり、音楽もテンポもよい痛快ドラッグムービーだったらしいが、今になると、フーンそうかいくらいでどうってことはない作品に思える。２★ ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー、ケヴィン・マクキッド、ユエン・ブレンナー

投稿日：2011年03月31日 (木) 09時34分

見どころは.深層心理を数階層にわたって降りていくというアイデアだけで、ＣＧやＶＦＸも完成度は高いものの、驚くべき斬新さというものはさほど感じない。ミッションの過程も単純で、昔のＴＶシリーズ「ミッションインポッシブル」より劣るかもしれない。ＣＧ、ＶＦＸとアクションだけで、好みでいえばノーラン作品の中では低い。２★ レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、ディリープ・ラオ

投稿日：2011年03月29日 (火) 12時55分

ディズニーの「ファンタジア」の中の「魔法使いの弟子」の部分にインスパイアされて作られた映画らしいが、その「ファンタジア」のあのシーンを再現してる部分だけはクスリと来たが（さすがにミッキーマウスは出てこないけど）つまらなかった。何度睡魔に襲われたか。２★ ニコラス・ケイジ、アルフレッド・モリーナ、モニカ・ベルッチ、アリス・クリーグ、ペイトン・ロイ・リスト

投稿日：2011年03月27日 (日) 08時59分

古くは「情婦」「１２人の怒れる男」など、法廷ものが好きなこちとらにとっては楽しめた。「告発のゆくえ」「いとこのビニー」なども記憶にある。法廷ものというのは初めは順調なのに有力な証人の寝返りなどあって、ピンチに追い込まれる。でも最終的には大逆転勝利。というのがセオリー展開で、だからストーリーがそのセオリーに沿って進むのはお約束通りでかまわない。見どころはその逆転する過程と、胸のすくどんでん返しでしょう。この作品はガンジーとアカデミー賞を争ったと言うだけあって面白い。５★ ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン、ミロ・オーシャ