投稿日：2011年05月04日 (水) 10時51分

裁判所を定年退職したベンハミンは、かつての上司だった女性イレーネを訪ね、小説を執筆中であると告げる。 彼の小説の題材は、ふたりがかつてかかわった凄惨な暴行殺人事件だった。人の心の動きを追っかけるサスペンスとして描きたいのだろうが、前半の展開は億劫で、犯人と断定するくだりも陳腐。後半の展開は見応えがある。読めた訳ではないがラストは予感通りだった。アカデミー外国語映画賞に輝いたアルゼンチン映画。３★ リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、パブロ・ラゴ、ハビエル・ゴディーノ、カルラ・ケベド、ギレルモ・フランセーヤ

投稿日：2011年05月02日 (月) 20時43分

謎の細菌により人類の９９％が死滅。２０３５年、その謎を”１２モンキーズ”が握ることを突き止めた科学グループは、タイムマシンで囚人コールを過去に送りこむ・・・。イマジネーションは最近の「インセプション」に通ずるところがあるが、「12モンキーズ」の方が好みではある。ブラッド・ピットがなかなか良い。３★ ブルース・ウィリス、マデリーン・ストウ、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、ジョン・セダ、サイモン・ジョーンズ、デヴィッド・モース

投稿日：2011年05月02日 (月) 11時55分

話の整合性も絵的なつじつまもなんのそので突っ走るこの作品、本国ドイツではヒットしたらしい。これをベースに邦画も作られたから、若者には受ける要素があるのだろう。狙いなんだろうがこちたらには映像が何とも汚く、暗い。１★ ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、モーリッツ・ブライプトロイ、ルトガー・ハウアー

投稿日：2011年04月30日 (土) 15時40分

フランスの作品なんだけど、ソ連とロシアをこんな風におちょくって良いのかい。リアリティが無いとかそんなことよりも、奇跡の喜劇がラストのシリアス部分に向かって続く。、お話はかなりメチャクチャなんだけど、ラストの演奏で悔しいけど納得してしまった。３★ アレクセイ・グシュコブ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン、ミュウ・ミュウ、ドミトリー・ナザロフ、ヴァレリー・バリ

投稿日：2011年04月29日 (金) 14時06分

時代が違うと言ってしまえばそうなんだろうが、こんないい加減な詐欺師に惚れてしまう女の馬鹿さ加減があほらしくって納得できない。そこの演技がよかったのかジョーン・フォンティーンはアカデミー主演女優賞を獲っている。作品はつまらなく、後年のヒッチコック作品に比べたら、習作程度の出来ではないだろうか。１★ ケーリー・グラント、ジョーン・フォンティーン、ナイジェル・ブルース、ディム・メイ・ウィテ、セドリック・ハードウィック

投稿日：2011年04月27日 (水) 10時12分

リュック・ベッソンのキャラクターを見るだけのものだが、最近の映画にはない終わり方だ。昔は紙芝居じゃないがないが次回のお楽しみ風作品があったが、今ではテレビでしかやらない。と言うことで初回ものより劣る。２★ フレディ・ハイモア、ミア・ファロー、ローガン・ミラー

投稿日：2011年04月25日 (月) 16時38分

仕事一筋に生きてきた人間で、趣味も特にない人なら、それまでとは180度違う、ぽっかり穴があいたようになるという。そんな喪失感を抱く初老の男性を、ジャック・ニコルソンは見事に演じていた。ラストの彼の涙、いつから彼は泣き顔が似合う俳優さんになってしまったんだろう。さらに特筆すべきは、これまた怪優（!?）キャシー・ベイツが変人ママを完璧に演じていること。しかも、彼女のおばさんオールヌードまで拝めてしまった。３★ ジャック・ニコルソン　ホープ・デイヴィス　ダーモット・マルロニー　キャシー・ベイツ

投稿日：2011年04月23日 (土) 19時08分

大御所が嬉々として演じる姿を見るだけで、盛り上がりに欠ける。コナンと同じ程度。キム・ノバクだけが光っていたかな。２★ アンジェラ・ランズベリー、ジェラルディン・チャップリン、エドワード・フォックス、ロック・ハドソン、キム・ノバク、エリザベス・テイラー、ピアース・ブロスナン、トニー・カーティス、ジョン・サベージ、ブレンダン・フェール、アリソン・ラング

投稿日：2011年04月22日 (金) 15時18分

恋愛物といえば若いというのがそうばだが、恋に憧れる30〜40代向けに作られたものか？中年なら独身では気持ち悪いから、お互い家庭がある。とくれば不倫から始まるのが相場で、「二人の名優が大人の恋を、とても素敵に演じた映画」として受けたらしい。でもこの役者二人が実際相当スケベに互いを感じてるようにも思えた。それがこの映画の狙いか。２★ ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープ、ハーヴェイ・カイテル、ダイアン・ウィースト、ジェーン・カツマレク

投稿日：2011年04月19日 (火) 17時10分

サスペンスに使われている爆弾処理の「赤のコードを切るか、青のコードを切るか」の犯人との探りあいは、本作が最初と言われていて、派手さはないが緊張感のある骨太作品。刑事役の若き日のホプキンス、なかなかかっこいいです。３★ リチャード・ハリス、オマー・シャリフ、シャーリー・ナイト、アンソニー・ホプキンス、イアン・ホルム