【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール

名前
Eメール
題名
内容
URL
アイコン アイコンURL
Password 項目の保存

[772]スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜(2011)ジョージ・クルーニー 投稿者:管理人

投稿日:2012年11月13日 (火) 20時29分

折しもオバマ、ロムニーのスーパー・チューズデー前日に観た。大統領選のモラルなき裏側。主人公は、大統領候補モリス(クルーニー)ではなく、モリス陣営のナンバー2スティーブンを演じるライアン・ゴズリング。選挙戦の舞台裏のある種のいかがわしさは何となく感じてはいたが、具体的な手口が暴かれ、手に汗握る。情報操作や心理戦など、 敵味方分かれての巧妙な戦略と取引、同じ党内での足の引っ張り合い。政治に理想を求めていたスティーブンが、次第に政界の波に飲み込まれて変容し、非情ともいえる策略家になっていく様が見事。4作目のクルーニー監督だがイーストウッドになるか。4★
ライアン・ゴズリング ジョージ・クルーニー フィリップ・シーモア・ホフマン ポール・ジアマッティ

[771]アーティスト(2011)ミシェル・アザナヴィシウス 投稿者:管理人

投稿日:2012年11月10日 (土) 14時32分

何か期待外れのアカデミー作品。実際の映画界は、もっと大人でドロドロしていたはず。と思えば、一見心優しく見えるファンタジーのような映画が、なぜこの手法で今作られるのか、ヨーロッパの映画人にノスタルジーがあるのか、CGアクション全盛で年々子供っぽさを増すハリウッド映画に対する不満があるのではと想像してしまう。この映画がそれなりに評価を受けたということは、今の映画をつまらないと、実は作り手も観客も思っているからか。この作品を観ると、サイレントという手法を選択した結果として、表現できているのはノスタルジー以外にない。CGをモノクロとサイレントに置き換えただけ。普通に撮れは陳腐なストーリーだ。映画界の内幕、バックステージものとしてはたくさんの名作があるし、トーキー到来の時代を背景にした作品としてたとえば『サンセット大通り』を思い出せば、『アーティスト』はそれらの秀作に及ぶべくもないと思う。ひねくれて観なければそこそこ楽しい。3★
ジャン・デュジャルダン、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー

[770]ジュリエットからの手紙(2010)ゲイリー・ウィニック 投稿者:管理人

投稿日:2012年11月06日 (火) 20時52分

「ロミオとジュリエット」の舞台であるイタリアのヴェローナには、ジュリエットに宛てた手紙が今なお世界中から年間5000通も届くという。その「ジュリエット・レター」に市から委託されて返事を書く人がいるという。偶然50年前に書かれた女性からジュリエット宛の手紙を発見したニューヨークからの旅行者ソフィ(アマンダ・セイフライド)が、返事を書くことになる。先は読めるし、予定通りのストーリー展開で、結末もご都合主義のハッピーエンドになるのもわかるが、結構楽しんで見てしまった。飽きさっせない作り方は巧い。3★
アマンダ・セイフライド クリストファー・イーガン ヴァネッサ・レッドグレイヴ フランコ・ネロ

[769]未知への飛行 フェイル・セイフ(1964)シドニー・ルメット 投稿者:管理人

投稿日:2012年11月04日 (日) 14時55分

「冷戦」「核」をテーマに、同時期に制作された映画に、キューブリックの「博士の異常な愛情」がある。元は違う原作だが、この映画が盗作として訴えられて、最終的には、「博士の異常な愛情」を配給したコロンビアがこの映画も買い上げて配給するということで決着した、という舞台裏のエピソードを聞いた。そういうこともあって、この映画の評価が今ひとつ上がらなかったのかもしれない。そんな背景を考えながら、ブラックコメディーとして描かれている「博士の異常な愛情」と、サスペンスとして描かれている「未知への飛行」を見比べてみるのもおもしろい。とはいうもののなぜか世間の評価と同じで入り込めなかった。2★
ヘンリー・フォンダ ダン・オハーリー ウォルター・マッソー フランク・オバートン エドワード・ビンズ

[768]歓びを歌にのせて(2004)ケイ・ポラック 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月31日 (水) 17時28分

合唱をテーマにしたスウェーデン作品で、アカデミー外国語映画賞にノミネートされたもの。大人の聖歌隊だから、老若男女が集まっていて、それぞれが抱える問題がさまざまであること。また、有名な指揮者が田舎町にやってきたことで、ある種の人たちには嫉妬の感情を引き起こしてしまう。問題当事者と、その問題に対処する他の聖歌隊メンバーの葛藤がほとんど描かれていない。見て見ぬふりをして、仲間以外は村八分にするような体質がみえる。誰もが観ても感動できる設定なのに、あれこれと演出過多があって、そのために中途半端になっていて残念。2★
ミカエル・ニクヴィスト フリーダ・ハルグレン ヘレン・ヒョホルム レナート・ヤーケル

[767]ラビット・ホール(2010)ジョン・キャメロン・ミッチェル 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月28日 (日) 18時53分

ニコール・キッドマンがピューリツア賞受賞の舞台劇に惚れ込み、制作と主演を兼ねて映画化したらしい。閑静な住宅地に住むコーベット夫妻の関係は、8ヶ月前に息子を事故で失って以来、ひどくぎこちなく、深い喪失感は夫婦の間にも溝を作っている。舞台劇だけに台詞は練られており、淡々と進むが、繊細に描かれている。妻ベッカが初めて同じ思いを共有できた相手が加害者だったというのが、ちょっと皮肉で、まあ見せどころなのだろう。「大きな岩のような悲しみは、やがてポケットの中の小石に変わる」ベッカの母親が言う科白が泣かせるが、この母親役が実に良い。アーロン・エッカードが「エリン・ブロコビッチ」同様、感じの良い夫ハウイーを演じている。でもやはり地味すぎる作品。3★
ニコール・キッドマン アーロン・エッカート ダイアン・ウィースト タミー・ブランチャード

[766]TIME/タイム(2011)アンドリュー・ニコル 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月26日 (金) 22時31分

老化を克服した近未来の社会。全ての人間の成長は25歳でストップし、以降の余命は体内時計が刻む残り時間によって設定されていた。富める者は永遠の命を享受する一方、貧しき者は早死にする残酷な世界。人類の成長が25歳でストップし、以降の余命は労働によって稼がなければならないという近未来世界。25歳の容姿でもお祖母ちゃんとは混乱させるよ。アイディアは悪くないけど、まったくSFらしさが無く、そのアイディアを生かし切れていない。ストーリーは薄っぺらいし、まるで安物のマフィアものか、西部劇のようで古い。アイディアは設定しただけで、そのシステムについてはそっぽを向いていて、なんの説明も無く、凡作。1★
ジャスティン・ティンバーレイク アマンダ・サイフリッド キリアン・マーフィー

[765]銀河(1968)ルイス・ブニュエル 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月25日 (木) 14時07分

「サンティアゴ大聖堂を目指す約800キロに及ぶ道程は、コリーヌ・セローの「サンジャックへの道」で描かれたものが記憶に新しい。これが結構面白かったので「銀河」も観てみたいなと思っていた。「銀河」はキリスト教の異端事典を元に脚本が書かれている。監督のルイス・ブニュエルは少年時代に厳格なイエズス会の学校に通わされた反発と、アナーキーなシュールリアリズムからの影響で、自分のことを筋金入りの無神論者と自称しており、彼の映画作品上でのキリスト教の取り上げ方は複雑で一筋縄ではいかないところが多数出てくる。と言われている。ストーリーはあってないようなもの。巡礼の旅をする二人の男の前に、様々な人たちが現れるが、それがみんな一体いつの時代の人なのか、現実に起こったことなのか、それとも彼らの想像の産物なのか、そんな風に描かれている。一応「異端」がテーマで、彼らが話す内容(教義・異端の書からの引用)はさっぱりわからないが、そこそこ楽しめる。3★
ポール・フランクール、ローラン・テルジェフ、アラン・キュニー、デルフィーヌ・セイリグ

[764]デッドマン(1995)ジム・ジャームッシュ 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月23日 (火) 13時31分

普通の男が濡れ衣を着せられ、殺し屋に追われるうちに、インディアンと知り合い逃亡の旅(?)をする。その中で主人公ウィリアム自身が殺し屋のように変貌していく。この映画の中で使われている多くの台詞は詩人ウィリアム・ブレイクのものという。彼をを知らなくても十分話はついていけるが、知っていたら、ところどことにちりばめられた詩の一部や、ゆかりの人物名なども分かるので面白いらしい。シンプルだが重みのあるギターの音色がやけにマッチしていた(音楽はニールヤングの即興演奏らしい)。何か不思議な独特の世界。この監督の作品の中では解りやすい。3★
ジョニー・デップ、ロバート・ミッチャム、ミリ・アヴィタル、ゲイリー・ファーマー、ランス・ヘンリクセン

[763]奇跡の人(1962)アーサー・ペン 投稿者:管理人

投稿日:2012年10月22日 (月) 08時39分

ご存知、三重苦の困難を乗り越え社会福祉に身を捧げた偉人ヘレン・ケラーの物語をW・ギブソンが戯曲化した舞台劇の映画版。アン・バンクロフト、パティ・デュークが主演、助演アカデミー賞を獲った名作と言われている。サリバン先生とヘレン・ケラーの格闘?がみもので、日本の舞台でも数多く演じられているのも解る。この作品ではヘレンがおもに物の名前を覚えて行くさまが描かれているが、どう意思のやり取りが出来るようになったかはほとんど描かれていないのが残念。3★
アン・バンクロフト、パティ・デューク、インガー・スベンソン、アンドリュー・プライン




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板