投稿日:2011年12月18日 (日) 00時08分
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そもそも監督が生きている世界に対する根本的な不安を濃厚に出している映画。ストーリーが真っすぐに進展しないのをダルイと感じる人もいるかもしれない。でもオカルト映画のの秀作でしょう。この映画を撮った後、ロマン・ポランスキー監督の身に起こった事件を調べたらムチャクチャなのにびっくりした。映画公開の直後1969年、カルト教団に妻シャロン・テートを惨殺されるという事件に襲われる。テートは殺害された時、ポランスキーの子を身ごもっていた。その後、1977年に性的ゴシップにことかかぬジャック・ニコルソン邸で、当時13歳の子役モデルに性的行為(強姦・アナルセックス)をした嫌疑で逮捕、裁判では法定強姦の有罪の判決(実刑 懲役50年)を受ける。保釈中に「映画撮影」と偽ってアメリカを出国し、ヨーロッパへ逃亡した。映画は作り続けていたが、これといったヒット作は無く、突如2002年「戦場のピアニスト」でアカデミー賞を獲る。逮捕・収監の可能性があるため授賞式には参加しなかった。3★ ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス、▽ルース・ゴードン、シドニー・ブラックマー、モーリス・エヴァンス、ラルフ・ベラミー、パッシー・ケリー |
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