投稿日:2011年12月14日 (水) 12時08分
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演技賞候補の常連二人ががっぷり組み、吃音に悩む英国王と、吃音矯正の専門家の友情物語を、熱すぎずも冷たすぎずもしない絶妙な温度で見せているとことが面白い。旦那ティム・バートンが使い、変わった役の印象が強いヘレナ・ボトム・カーターも、出しゃばりすぎない助演で演技派の面目を保っている。彼女はイギリスではコスチュームプレイ(時代劇)の女王と言われているから当たり前なんだけれど、私は好きです。チャーチル役をティモシー・スポールがやっているが、ヘレナ・ボナム・カーターとのツーショットには、まさにヴォルデモードの悪の軍団!その上、ジョージ6世の父はマイケル・ガンボン(ダンブルドア校長)ときている!イギリスの主だった俳優はほとんどハリポタに借り出されてるから仕方ないけど、少し笑える。「ライムライト」のクレア・ブルームが王太后で出ていて懐かしかった。アカデミー賞作品だが出来はそこそこ。3〜4★ コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・エール、マイケル・ガンボン |
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