投稿日:2011年11月11日 (金) 18時22分
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権力対反逆者というストーリーなら、権力が怖くなくてはお話にならない。ところが近未来の独裁権力が全然怖くない。原作がコミックだからか、悪い意味で漫画チック。独裁者サトラー議長というのが大画面にアップでわめきちらすだけで、怖くもなんともない。監視社会というけれど、その恐ろしさが全然ない。この映画で知ったのは1605年、カトリック教徒はイングランド王ジェイムズ一世を首長とする英国国教会から弾圧を受け、それに耐えかねた反乱分子13人が国王暗殺を企てる。これをガイ・フォークスを含めた13人のカトリック教徒による火薬陰謀事件と呼ぶそうだ。しかしこれがに発覚し、11月5日未明、火薬の点火係として潜んでいたガイ・フォークスは逮捕される。この11月5日を「ガイ・フォークス・デイ」もしくは「ボンファイアー・デイ」と呼び、フォークスらによる計画が未然に防がれたことを祝う。この日、人々はかがり火を焚き、花火を上げ、子供たちはガイ人形を作り、これをかがり火に放り込む。また国中でガイ・フォークスを模した仮面が売られるそうだ。このことを前もって知っていれば少しは楽しめたのかも。1★ ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、スティーブン・レイ、スティーブン・フライ、ジョン・ハート |
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