投稿日:2011年06月20日 (月) 08時37分
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若かったころ、「イノセント」「家族の肖像」の二本立てを観ていて、我慢がならず二本目の途中で出てきた経験がある。未熟だったからだろうと思っていた。さて今回はと言えばやはりヴィスコンティは性に合わない。文芸作品としてもてはやされているが、どうも高い所でゲイジュツを語っているようでおいらには不向きだ。静養のためヴェネツィア(ベニス)を訪れることにした老作曲家は、出会った少年・タジオに理想の美を見出す。彼は浜に続く回廊をタジオを求めてさまようようになり、タシオと言葉を交わすことなく持病の心臓病の発作で死ぬ。原作とは多少違うが、それだけのものを格調高く撮ったもの。2★ ダーク・ボガード、ビョルン・アンドレセン、シルバーナ・マンガーノ、マリサ・ベレンソン、ビョルン・アンドレセン、ロモロ・ヴァリ、マーク・バーンズ |
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