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[18]夏の月 投稿者:管理人

投稿日:2007年04月15日 (日) 20時28分

俳諧七部集の内 猿蓑 夏の月の巻

市中は物のにほひや夏の月      凡兆
 あつしあつしと門々の声      芭蕉
二番草取りも果さず穂に出て     去来
 灰うちたたくうるめ一枚      兆
此筋は銀も身しらず不自由さよ    蕉
 ただとひやうしに長き脇指     来
草叢に蛙怖がる夕まぐれ       兆
 蕗の芽とりに行燈ゆりけす     蕉
道心のおこりは花のつぼむ時     来
 能登の七尾の冬は住うき      兆
魚の骨しはぶる迄の老を見て     蕉
 待人入れし小御門の鎰       来
立かかり屏風を倒す女子ども     兆
 湯殿は竹の簀子侘しき       蕉
茴香の実を吹落す夕嵐        来
 僧やや寒く寺にかへるか      兆
さる引きの猿と世を経る秋の月    蕉
 年に一斗の地子はかる也      来
五六本生木つけたる潴        兆
 足袋ふみよごす黒ぼこの道     蕉
追たてて早き御馬の刀持       来
 丁稚が荷なう水こぼしたり     兆
戸障子もむしろ囲いの売り屋敷    蕉
 てんじやう守りいつか色づく    来
こそこそと草鞋を作る月夜さし    兆
 蚤をふるいに起きし初秋      蕉
そのままにころび落たる枡落     来
 ゆがみて蓋のあはぬ半櫃      兆
草庵に暫く居ては打やぶり      蕉
 いのち嬉しき撰集の沙汰      来
さまざまに品替りたる恋をして    兆
 浮き世の果は皆小町なり      蕉
なに故ぞ粥すするにも涙ぐみ     来
 御留主となれば広き板敷      兆
手のひらに虱這はする花のかげ    蕉
 霞うごかぬ昼のねむたさ      来



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