投稿日:2013年06月16日 (日) 17時59分
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リンカーンの暗殺にかかわった人物(南部の人間)の弁護。それだけで周囲からの風当たりは強く、始めは消極的な態度だった北軍の将校ながらのエイキンだが、民間人が軍事法廷で裁かれることの理不尽さや、被告の扱いの酷さを目の当たりにし、次第に正義感にかられてゆく。「誰かが責任を取らないと、国民は納得しない。」というトップの言葉。法の遵守よりも、混乱を収束させることを重視し、スケープゴートを差し出すかのような処刑で、事を収めようとする。とても誠実に作られた作品ののが、ちょっと固すぎるか。ロバート・レッドフォードの監督作品って、いつもこんな感じなのだ。結局被告人メアリー・サラットがどの程度関与していたのか、単に息子をかばっただけなのか、よくわかららずじまい。史実ではどうだったのか。山あり谷ありは無いが佳作。4★ ジェームズ・マカヴォイ ロビン・ライト ケヴィン・クライン トム・ウィルキンソン エヴァン・レイチェル・ウッド |
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