投稿日:2013年05月30日 (木) 13時15分
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F・ノットが自身の舞台劇を脚色した、ヒッチコック・ミステリー。若く美しい妻マーゴ(ケリー)の不倫を知ったトニー(ミランド)は、彼女の殺害を企む。自分はマーゴの不倫相手マーク(カミングス)とパーティへ出かけ、その間に旧友の悪党レズゲートに妻を殺させようというのだ。だが計画は失敗、マーゴが逆にレズゲートをハサミで刺し殺してしまった。思わぬ展開に焦りを隠せないトニーは、実はマーゴが不倫をネタに脅迫されており、そのためにレズゲートを殺したというシナリオに変更する事にするのだが…。元が舞台劇なので無駄の無い練られた台詞がいい。綿密に計算された殺人計画。周到な準備。紳士然としたハバード警視もいい。『刑事コロンボ』を思い出してしまうようなところもあるが、こっちの方が先なんだ。4★ グレース・ケリー、レイ・ミランド、ロバート・カミングス、アンソニー・ドーソン、ジョン・ウィリアムズ |
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