投稿日:2013年03月19日 (火) 17時08分
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元々作者(原作キャスリン・ストケット、脚本、監督テイト・テイラー。共にジャクソン出身の女性で親友同士だそうだ)は「人種差別を告発する」つもりなど全然無くて、ただ故郷を舞台にした懐古趣味の「勧善懲悪」コメディを作りたかっただけなのかもしれないと思ってしまった。しかしウィキで調べてビックリしたのは、この映画が本国で驚異的な興行成績を挙げた、ということだ。一体何がウケたんだろ?「60年代のジャクソンでの人種差別の実態に驚き、その告発に感動した」?「イジメっ子をこてんぱんにやっつける勧善懲悪ぶりに拍手喝采した」?たしかに人種差別がテーマになっているが、初めに思ったように、その上っ面をコメディタッチの勧善懲悪作品に仕上げているだけなのに。でも面白い。3★ エマ・ストーン ヴィオラ・デイヴィス オクタヴィア・スペンサー ブライス・ダラス・ハワード |
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