投稿日:2012年11月13日 (火) 20時29分
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折しもオバマ、ロムニーのスーパー・チューズデー前日に観た。大統領選のモラルなき裏側。主人公は、大統領候補モリス(クルーニー)ではなく、モリス陣営のナンバー2スティーブンを演じるライアン・ゴズリング。選挙戦の舞台裏のある種のいかがわしさは何となく感じてはいたが、具体的な手口が暴かれ、手に汗握る。情報操作や心理戦など、 敵味方分かれての巧妙な戦略と取引、同じ党内での足の引っ張り合い。政治に理想を求めていたスティーブンが、次第に政界の波に飲み込まれて変容し、非情ともいえる策略家になっていく様が見事。4作目のクルーニー監督だがイーストウッドになるか。4★ ライアン・ゴズリング ジョージ・クルーニー フィリップ・シーモア・ホフマン ポール・ジアマッティ |
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