投稿日:2012年10月17日 (水) 22時03分
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仮想未来国ブラジルを舞台に、管理社会を痛烈に風刺したギリアム作品。コメディタッチで描かれているもののその裏、なかなかの恐怖が描かれていたりもする。仮想未来国としながらもリアルなアメリカを皮肉っている。ビジュアルも秀逸で、ストーリーそのものを凌駕している程のアンバランスが不思議な魅力。元モンティ・パイソンの監督のユーモアにはなかなかついて行けず弱った。公開当時は無理やりのハッピーエンドだったそうだ。つまり本作の最後のシーンはなかったということなのだが、このエンディングのほうが断然好みだ。3★ ジョナサン・プライス ロバート・デ・ニーロ キム・グライスト マイケル・ペイリン |
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