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[641]地獄に堕ちた勇者ども(1969)ルキノ・ヴィスコンティ 投稿者:管理人

投稿日:2012年01月03日 (火) 09時50分

権勢を誇る製鉄王、エッセンベック男爵親族の没落を描く。資本家が長いものに巻かれろ式にナチスに迎合していくさま。そして、個人の憎悪や私利私欲まで取り込んで増殖していく組織だったという部分も主眼で興味深く描かれている。この映画はヴィスコンティの映像美学とナチズムの倒錯的美学が混同されて今やアナクロの感を否めないが、ムッソリーニ独裁下で常に共産党シンパであり、逮捕拷問死刑判決まで受けた彼は貴族の単なるぼんぼんではなかったらしい。初期のナチズムはこの映画のマーチンのような、性的にも精神的にも逸脱しているような人物をも権力の中枢へと押し上げるような機構だった。退廃というのはどういうことかを知り抜いたがヴィスコンティが、墜ちてナチスに搦め取られる者たちの側に身を置きナチスの本質を暴き批判しているようだ。女装趣味、ロリコン、近親姦、堕落貴族の密かな趣向も本作に描かれている。貴族出身の監督ならではの描写なのだろう。ラストの燃え盛る高炉の鉄のシーンは、時代と共に終焉を迎える貴族社会を例えている。3★
ダーク・ボガード、イングリッド・チューリン、ヘルムート・バーガー、ウンベルト・オルシーニ、シャーロット・ランプリング、ヘルムート・グリーム



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