投稿日:2011年12月29日 (木) 23時16分
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私には到底この良さが解らない映画ファン向けの作品。ストーリーはそんなに面白いとは思わないが、ハリウッドをチクチクつつく感じが良いのかな。登場してくる人たちは、映画を愛してるわけではなくてお仕事の一つ、売り出す商品であり、売り上げ(興行収入)のことを第一に考えてる人たち。冒頭「オーソン・ウェルズの黒い罠は、6分半の長廻しだった」なんてセリフを流して聞いているうちに、ズームアウト、ズームインを繰り返したり、フォロートラックで役者を追ったりしている絵に切れ目が無いような気がして、あれれ、そうなのかと調べてみたら約8分の長回し。やるもんです。登場人物は豪華。メインの配役の他にカメオ出演が、また凄過ぎ!。まるで「ウォーリーを探せ!」を地で行くほどに楽しめるが、全員を一度に集めればハリウッドが空っぽになるほどだ。私はJロバーツ、Bウィリス、Jキューザック、Hベラホンテ、Rスタイガー、Jレモン、Jコバーン,Sサランドン、Pフォークくらいしか解らなかったがその他、脚本家などが出ているらしい。中でハリウッドでは映画の要素の一つに「ハッピー・エンド」出なくてはならないなどと言わせていて、本作はハッピーエンド風にまとめているが、「こんなハッピーエンドでもいいのか!?」とでも言いたげだし、全然ハッピーに見えないのは、やはりそこに至るまでに散りばめられたスパイスが効いてるからなのかな。3★ ティム・ロビンス、グレタ・スカッキ、フレッド・ウォード、ウービー・ゴールドバーグ、ピーター・ギャラガー、シンシア・スティーブンソン、ヴィンセント・ドノフリオ、リチャード・E・グラント、シドニー・ポラック、ライル・ラヴェット、ダイナ・メリル |
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