投稿日:2011年10月13日 (木) 10時35分
|
二人のチャーリー、二人の刑事、二つのグラス、二人の殺人妄想趣味、相反する雰囲気の二度の食事シーンなど2つのものを見せる。特に二人のチャーリーに関しては全くの正反対でヒッチコックの中の二面性を垣間見た気がする。結末は違う自分同士の葛藤ともとれたりする。同じチャーリーという名前をふたりに与えていることから想像するに、ふたりは互いの鏡像なのだろう、たとえば都会と田舎、豊かさと純朴、洗練と無垢。ごく普通に観ているとアンクル・チャーリーが犯人だろうとすぐ解らせているが、どんでん返しがあるのではないかと思わせたりするところにも狙いががあるのか。3★ ジョセフ・コットン、テレサ・ライト、ヘンリー・トラバース、マクドナルド・ケリー、マクドナルド・ケリー、パトリシア・コリンジ |
|