投稿日:2011年07月30日 (土) 19時37分
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この映画が公開された時は見損ない、そのままになっていたので、観ることにした。ある意味でユダヤ人を労働力としか見なかったシンドラーをを美化しているとか、出来事を伝説化するものであるとか批判はあったと記憶しているが、登場人物の人間臭さもよく出ていて、興味深い。シンドラーの女好きや彼の会社が有能なユダヤ人会計士によって富を得ていたとか、悪の権化、所長アーモン・ゲートの心の奥にある小さな善意の揺れ動くさまなども巧い。戦後ユダヤ人が去った後の彼は事業に失敗、結婚生活も失敗しているとの記述もあった。最後の場面でシンドラーの墓にバラを置いて黙祷を捧げている手は、シンドラー役のリーアム・ニーソンだそうだ。3★ リーアム・ニーソン、ベン・キングスレー、レイフ・ファインズ、キャロライン・グッドール、ジョナサン・セガール、エンベス・デイヴィッツ、アンジェイ・セヴェリン、ミリー・ファビアン、アンナ・ミュシャ、エズラ・ダガン |
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