投稿日：2016年08月17日 (水) 09時46分

ニコニコ連句 従来から行われているいくつかの連句、でも式目がややしく入りにくい。そんな中で新しい形の連句も折々考えられておりますが、やはり式目がすっきりとはしない。それなら初心者でも直ぐ形が解り、入りやすい単純明快な連句を創ってしまえと考案しました。 キーワードは「２」です。一巻三十二句、折はなし。発句は当季、運びは各季二句雑の二句で進め、季は順候（自然の順通り）とします。四季一巡の十六句を一の面、残り十六句を二の面とします。 二花二月（出来れば各面に花と月を一句づつ）場所はどこでも良し、字結びも可とします。よって雑の花や月もＯＫです。恋句も一巻に二か所、二句続きで季、雑に関係なく、それにまたがっても良し。 例えば春で始まれば、 春春雑雑夏夏雑雑秋秋雑雑冬冬雑雑　春春雑雑夏夏雑雑秋秋雑雑冬冬雑雑 この中、どこかに花二句、月二句、恋句を二句続きの二か所とします。挙句は従来の春ではなく雑になりますが、これも面白いのではと考えます。 連句の本筋である同処に留まることなく前に進むを旨とすれば、必然的に打越、去り嫌いに心することになりましょう。 「２」がキーワードなので「ニコニコ連句」と命名することになりました。 これは骨太さんより頂きました。楽しい名前有難うございました。

投稿日：2016年04月20日 (水) 14時02分

なにやらかにやらの映画賞受賞作品。そもそも映画賞というのは審査員である業界人たちが商業ベースに乗らないようなポンコツアート映画を何とか救済するために権威づけしているようで、この作品、一応コメディに分類されるのかもしれないけど、全然笑えない。ストーリーも実に古臭く、終始、脈絡のない突飛な展開をさせ、格好付けてるけど、「何じゃこりゃ」と思うだけだった。こういう作品好きな人はリコウな人んでしょうが、わたしはバカでいい。それにしても役者の顔ぶれだけはすごい。１★ レイフ・ファインズ、 F・マーレイ・エイブラハム、 エドワード・ノートン、 マチュー・アマルリック、 シアーシャ・ローナン、 エイドリアン・ブロディ、 ウィレム・デフォー、 レア・セドゥ、 ジェフ・ゴールドブラム

投稿日：2016年02月16日 (火) 20時14分

これだけのキャストを揃えて、びっくりするくらいつまらなかったが、これこそがイリュージョンかと笑ってしまった。なんてったってストーリーの構築力の無さといったらあきれるほど。才能を持ったマジシャン達が謎の男にリクルートされるところは伝統的な手法として許せるが、集められたマジシャン達がが葛藤しながら盛大なトリックを作り上げていくことがまったく描かれていない。映像の金の掛け方よりも、制作者たちは「スティング」を観ているのだろうから、こっちの方に力を入れて欲しかった。どのような観客層に受けたのか知らないが調子に乗って続編が作られるらしいが、ハリウッドの病もひどい。１★ マーク・ラファロ、ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、コモン

投稿日：2016年01月04日 (月) 19時03分

美術鑑定士の色ボケ爺さんと謎めいた依頼人の美女との「ありえねー恋愛話」が延々１時間は続く・・これってサスペンスと前もって知っていた人には中ほどでオチが想像できるようで、この長々とつづく恋愛話に我慢がならないと、非常に評判が悪かったらしい。まあそれを知らずにラブストーリーと思って見ていた人には最後が楽しめるっていう代物。２★ ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、シルビア・フークス、ドナルド・サザーランド 、フィリップ・ジャクソン

投稿日：2015年09月06日 (日) 15時19分

実話を元にしたドラマ。原題「12 YEARS A SLAVE」。突然誘拐され、奴隷として売られた黒人音楽家・ソロモン。差別と虐待を受ける日々を耐え忍ぶ。う〜〜ん、ストーリーとしてはどうってことは無く、素晴らしい役者がいて、お芝居としての演技を観るにはいいが、終盤、ある日、奴隷制度撤廃を唱える労働者・バスと出会うのだが、どうもご都合主義で安易としか言いようがない。事実だったのなら仕方ないか・・・。エンターテイメントではなく奴隷制度の一面を描いた記憶映画ともいうべきものかな。えっ！これでアカデミー賞作品。３★ キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、

投稿日：2015年07月03日 (金) 18時20分

おとり捜査に協力する詐欺師の話。キャスティング重視の映画作りはもう時代遅れ。彼らは客寄せパンダにはなるが、知名度に比例して内容が面白くなるわけではない。まあ、人気者の顔を見るだけで面白いと思える人は別だけど。そもそも、あらすじからイメージするような「クールな詐欺の話」じゃなくて映画の大半は「退屈でダサいメロドラマ」。この映画、アメリカではプロの評論家が大絶賛なんだってさ。名優揃いなので退屈はしなかったけど、時間以上に長く感じた。一応アカデミー候補作品。２★ クリスチャン・ベール、ブラッドレイ・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ

投稿日：2015年05月24日 (日) 22時04分

序盤はそれぞれのキャラクターが濃いので、これからどういう展開になるのか！？と惹き込まれるんだが・・・なんか物語が進むにつれて、フツーにフツーになっていき、イマイチ共感することが出来ない。最後まで観終わってみると、突然出て来た男にジョセフ・ゴードン・レヴィット、スーパーの店員にナタリー・ポートマン。こんな映画に必要なの？、面白く無いともいえないけど、こういうのを作ってみたくなる気持ちは解らなくもないが、自己満足で、正直、全く印象に残らない理不尽作品。２★ ジョセフ・ゴードン=レビット、ナタリー・ポートマン、レイン・ウィルソン、デヴィン・ブロシュー、パイパー・ローリー

投稿日：2015年04月26日 (日) 16時48分

少年と少女が駆け落ちして、島は大騒ぎ！ …という、シンプルな物語。仏頂面のスージーと、メガネ男子。子どもなんだけど、彼らは大人以上に切実で、真剣。彼らの純愛に、大人の恋も交えて、ウィットに富んで、反面シニカルなテイストも織り込み、単純に若い二人の逃避行だけでは終わらない。孤独な警官や、頼りないボーイスカウトの隊長など、子供たちに翻弄される大人たちの意外な優しさと正義感を見せて、妙な人間交差を描いている。とは言うものの好みが分かれるところで「退屈なだけ」という評価もあった。おいらは退屈した。でもこのキャストは凄く面白い。ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンドなど。今迄観た彼らとはまったく違い、笑えた。２★ ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・シュワルツマン

投稿日：2015年03月10日 (火) 11時50分

キャッチコピーは「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ!!」。北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画作品。田舎育ちのおいらにとっては珍しくもないが、今どきの都会型高校生には興味があったらしく評判がよかったらしい。それにつられて観ちゃったがまあまあ、多少飽きた。３★

投稿日：2015年02月27日 (金) 11時34分

テルマエ・ロマエでもそうだったが、タイムトリップが陳腐でどうもねえ、ハリウッドなら、こういうところは嘘でもうまく作ると思う。バブル時代は忘れちまったが、こんなに浮かれていたの？ストーリーはどうってことはなく、読み筋通りで何もない。この手の作品は誰でも作れるのでは。２★