漢代の指輪。
[845]むだい
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2006年07月22日 (土) 02時01分
神無様いらっしゃいませ。 もう7月も下旬というのに、雨続きでうっとおしい天気が続きますね。
ところで、指輪ですが。 曹操の主簿だった繁欽の『定情詩』に「約指一雙銀」との一節があり、「指にはめた一そろいの指輪」と解されています(華梅著、施潔民訳『中国服飾史』白帝社)。したがって、漢末にも指輪があったと分かります。もっともこの詩に描かれているのは女性で、指輪の方もただの装身具なのか、なんらかの象徴的な意味合いのある装飾品なのかは、この詩からだけでは分かりません。 また、漢末魏晋期の男性が指輪をしていたという文献及び出土史料は、残念ながらワタシは未だ確認しておりません。
大戦カードの惇は指輪しているのですか。カードをデザインした方の夏侯惇像は、ずいぶんおしゃれさんなのですね。
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