恋詩綴りの掲示板
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緑の瓶を浮かべましょう琥珀の海に流しましょう中には手紙を入れましょういつか誰かが読むでしょう積乱雲の繁みの下小瓶は漂い行くでしょう 今日 ママンが死んだ海は夥しい命やゴミやあぶくも包み込み生きているとりもなおさず私は生きているのです私達の命は海によって閉ざされたりしない私達の姿と想いを映す巨きな鏡なのだと思えますこんなないだ海ならば怖くなどありませんああ 海は夕闇に包まれていく