こぼれ落ちる星屑に
「明日はうまく笑えますように。」
と祈りを込めた。
なにもかもが不自然で 、いびつな形に見えて
不安が怖かった。
もう終わるよね。
悲しみは、途切れるよね。
そう、心に何度も問いかけた。
光はどこだったかな。
夢は、何処に置き去りにしてしまったかな。
何を失い、何を得たのかな。
感覚がなくなっていくのを感じていた。
境界線は濃くなり、あの頃が遠くなったけど
今も傷が消えるわけじゃなく
何かを背負い歩いているような
感じがした。
「それが、人生なのかな…。」
ため息交じり、灰色の空を見上げて
今日も終わる。
手を空に仰いで
何かを掴んだ気になりながら。