暮れゆく夕陽に
ひとときの安らぎを
感じていたあの頃は・・・
遥かに黄金色に染まりゆく
水平線の向こうに
明日を映し出して
未来を描いて
心は揺れて
瞳は輝いていた
やがて
満天の夜空に
それぞれの思いを
描いたあの頃は・・・
遠くの星が輝きはじめる
天空の彼方に
夢を望んで
希望を持って
想いは募って
胸は高まるばかりだった
貴方と一緒に歩んだ
年月(としつき)が流れて
貴方と共に過ごした
かけがえない日々を思い出して
手もとには
追憶のひとかけらが
この写真となって残り
貴方の歌声となって響く
忘れないでいて
もう一度会えたなら・・・
心の奥でそっとつぶやきながら・・・