こんにちは。明日、都内の男女平等教育推進モデル校に
見学に行ってきます。この掲示板の方に少しでも
何かプラスになりそうな内容があったら
また書き込みします。
私は男女平等というのは、必ずしも男子と女子が同じことを
するということには限らないと思います。
男子ができること、女子ができることはやはりあるはずですし
偏見なく協力しあうことが大切なのではないでしょうか。
「男らしさ・女らしさ」ってなんだろう・・と考えていたら
自分でも答えがわからなくなってきそうです。
少なくとも私はトランスジェンダーの子どもが
生きやすい環境作りができたらいいな、って思っています。
そうすれば、必然的に大人社会でも受け入れられるように
なるんじゃないかなぁって。すり込み教育の中で
今のような社会になってしまったとしたら
それは今からでも変えられるような気がするので。

[244] 2002年06月19日 (水) 15時36分

モデル校見学いかがでしたか？
興味があります。もしよろしかったら書き込みお願いします。

[248] 2002年06月20日 (木) 23時35分

こんにちは。今日見学に行ってきました。
もしかしたら、ここの掲示板には直接関わりのない内容
かもしれませんが、もし興味があれば読んでください。

見学の率直な感想は、子どもたち自身に自分たちが
ジェンダーバイアスの
網に引っかかってるということにまったく関心がない、というよりは意識する対象にもなっていないということでした。ただ、さすがに指導者側の問題提起の仕方は、子どもたちにわかりやすい内容
でした。
まず導入として、子どもたちが将来なりたい職業を発表します。
次に教師が次のような話をします。
それは、ある少年（指導対象の子どもと同じ年齢設定）が
彼のお姉さんがピアノを習っており、彼も常にその姉の通う音楽
教室に行っていたので彼自身もピアノを習いたいと思い、母親に
伝えたところ「男の子だから」という理由で反対された、という
もそでした。
そこで、子どもたちに「どうしたら彼がピアノを習うことが
できるようになるか」について話し合いをさせました。
「お年玉をためて、レッスン代金に当てる」などかわいらしい
意見もありましたが、大半は「よくわからない」という意見
でした。
このほかに先日、調べ物の中で見つけた記事を書いた方について紹介します。
現在、日本人で男性から女性のトランスジェンダーのある大学教授は、「女性」の正規大学教員として都内の大学で講義をしているそうです。名前も「通称名・旧姓使用届け」を提出して女性名を名乗っています。こうした社会の動きに、私ももっと敏感にならなければ、と感じています。少し前の書き込みで性同一性障害の方が解雇されたことについてありましたが、こうした問題について
私はあまり詳しくないのでよくわかりません。でも自分のしたい
仕事があるならそのための努力は当然必要だと思いますし、
それには男性も女性も関係ないのでは？と思います。
現実はそんなに甘くないのかもしれませんが、みなさんは
どのようにお考えですか。

ｐｓ：本当にもし、この掲示板の趣旨と反れる内容でしたら
　　　すみません。

[251] 2002年06月21日 (金) 00時28分

人生の様々な局面で、この様な状況が起こります
誰でも、一度や二度は、似たような経験があることでしょう
どこで、譲歩し　どこで主張するか、バランス感覚が問われる問題ですね
指導者の方は、最終的にどのようにまとめられましたか？
子供たちは、良い方法を思いつくことが出来なかったようですが、
先生は、なにか助言でも与えられたのでしょうか？

[253] 2002年06月21日 (金) 18時04分

指導者の最終的なまとめ方は、とても曖昧でした。
でもそれには理由があるそうです。
小学生の段階でジェンダーバイアスを植え付けないということが
目的なので、今すぐに試験のように結果を求めるのではなく
将来的に偏見のない大人を育てたいということなのです。
ですから、教師も子どもの自由な発想を尊重して
ジェンダー意識が偏っているなと気づいたら、それとなく
正しい方向へ導く雰囲気でした。
私もこれで良いと感じました。なぜなら、正しいことを
伝えようとするあまりにこちらが冷静さを失っては
受け入れる側も拒否反応を起こしかねないと
思うからです。まだまだ、勉強途中なのであまり偉そうな
ことは言えませんがこれからもっと説得力のあるコメントが
できるようになりたいです・・・。

[255] 2002年06月23日 (日) 23時09分

簡単なことです。
ピアニストには男も女もいます。
後は親の体裁だけです。
それは　エゴだと親が分かるまでです。
分からない親であれば　本人が大人になった時点で
自力でならうでしょう。
その意思力が培われるという意味では
反対されることについてが悪いとは思えませんね。
そういう障害が必要かもしれないということも
子供におしえるべきでは？

[260] 2002年06月25日 (火) 21時39分

きれい事の男女平等なんか　最後には自分の首を絞める結果に
なるんですから　まず　それを理解して　お互いの性の中で
どんな人間がいるかを理解してから　そういう話をしないと
同性同士で大きく諍いが起こり　性そのもののせいにした
大きな問題となるでしょう。
性を分解することで　平等というのは　まちがっていますよ。
そんなことをしていると　人間という動物は　間違いなく
生殖に支障をきたします。
なんでもいいわけじゃないのに　今の世の中は
なんでもいい風潮になっています。そうではなくて
考えなきゃならないことをしっかり認識することのほうが
大事で　お綺麗な都合のいいことを浅はかに考えるのが
問題で、それよりももっと本当の過程というものを
子供に教えること　なぜこういうことが必要か、なぜこういうことが
起こっているのかを教え、今の風潮はこうだけれど　
君たちはどう思う？というのが筋でしょう。
簡単な原因と結果だけの今の社会が間違っていると思います。
一番大切なのは　過程の複雑さ、選択方法、そして
たくさんの選択肢を自分で生む力が誰にもあり
それのどれを選ぶかで自分も人も変わるということの
大切さを教師が身をもって教えるべきなのではないのかと
思います。

[262] 2002年06月25日 (火) 21時51分

Tさん、レスどうもありがとうございます。来月初旬に控えた研究
発表会のため連日いろいろな人と議論を交わしているうちに、問題の本質を間違えてしまうところでした。確かに子ども相手とはいえ
現実を直視させ、自分で考える力を育てることはとても大切なこと
ですよね。また、親世代の理解が得られないことについても
そうした現実があり、それは親としてどのような思いから
生まれる行動なのかについても、教師として触れるべきですね。
いつも片手落ちな考え方になってしまうので
本当にありがとうございます。また、このメールに対して
「違うんだってば！」というような所がありましたら
レスお願いします。

[268] 2002年06月27日 (木) 00時06分

世の中の何が偏見なのか。
偏見っぽいんだけど　その人なりの理由があるんじゃないかとか
その中でも　これはよくないよね？とか
その理由を自分は話せる人にならなきゃいけないんじゃないかとか
嫌いな人にだったらしてもいいのかな？お金の為なら？とか
先生はこうするんだけど　これもどうなんだろう？とか
子供に聞いてみるのが良いと思う。
子供は柔軟で、そして敏感で　ある意味素直だけれど
最近の子は　親の背中を見て大人びているとこがあると思う。
だから、まず　お父さんお母さんがいけないんじゃないかと思うところや
それは大人から見たらどういう理由があるのかもね？とか
とにかくいろんな立場から物を見る目を養って
それから　そういうことを知らない自分がそういうふうにされたら
どういう誤解がでるか？とかも教えると
ああ、自分はこれは話さないといけないってことが分かるとおもう。
間違うことを恐れる、怒られるから隠す、じゃなくて
間違うからこそ興味がわき責任も増し、なぜ怒られるのか
間違って怒られてないか？そして　適切でも起こる相手の理不尽さも
教えなきゃならない。
それには、教師が大人になり、人間になり、本心になり、
はずかしかったり悔しかったこと、そのときどうしてしまったかを
実体験を交え　正直に話すことが大事だと思う。
隠し事をして　間違いを間違いと言えない大人に
子供が何を感じるところがあるか？
ずるさや、悪意ではないかな？
教えの師は学問だけではなく　心の師でないといけないでしょう。
人間として、恥ずかしいことを教えるのも間違いを告白するのも
全て教訓だと思いますよ？

[269] 2002年06月27日 (木) 11時39分