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子どもの感想(すべて仮名)と親の感想パート2 |
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森のくまさん
(2031)投稿日:2009年12月02日 (水) 11時41分
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あのね帳より(十二月) ※あのね帳には、題名を特定しないで、それぞれ、自由な題名で書いてもらっています。 この時期にちょうど、赤ちゃんの授業について書いている人の文を紹介します。
☆赤ちゃんのべんきょうをして (ちかこ) わたしは、赤ちゃんのべんきょうが楽しかったよ。だって、みんなのことがいっぱい知れるからだよ。 「みんなせいかくが小さいころから、いろいろあったんだ。」とか、いっぱい知れると、もっとみんなとなかよしになれたと思えるよ、またしたいよ。 お母さんの弟のおよめさんは、今、3ヶ月の赤ちゃんが、おなかの中にいるよ。わたしのいとこになる子だよ。ぶじに生まれてほしいよ。あたたかいきもちで、みまもりたいよ。 赤ちゃんのべんきょうをしているととっても楽しいよ。とっても楽しかったよ。ぜったいわすれないよ。大切な思い出です。こころの中のたからものにします。どんな赤ちゃんがこれから生まれてくるか楽しみです。 生まれたら「やった〜。」とむかえてあげたいです。
☆みんどこ?の授業 (みちこ) わたしは、「みんどこ?」ってふしぎなかんじがぼわっと出てるような気がしました。 「えっちゃんとりかもそう思ってるかなあ〜。」 このじゅぎょうをせかい中の先生が気に入ってくれたらなあと思います。 みんなインフルエンザにならなかったら、「みんどこ?」のじゅぎょうをもっとできると思うよ。ゆりちゃんもかぜをひかなかったね。ピカチューを気に入っているからかぜもひかないんだ。うらやましいいな〜 みんな、これからたんじょう日がつづくね。まゆちゃんは、十二月十六日、えっちゃんは十二月の十七日、みちこが、十二月の十八日、つづく、つづく〜あ〜〜〜〜おもしろい。
参観日の家の人の感想《パートU》
☆ヒーローやヒロインに憧れる気持ち 子どもの着眼点は、おもしろいなと思いました。 懇談で他のお母さん方のお話をうかがっても、「自分はこんなに特別だった」というドラマを求めていたなど、大人でも、気づかない様なリアルな部分もあるのに、ヒーローやヒロインに憧れる気持ちがあり、かわいい年頃だなあと思いました。 幼い頃に感じた命の重さを大事に育てていってもらいたいです。(Jさん)
☆できれば、6年生の3学期ぐらいに、もう一度こんな授業を お人形やわかりやすい絵などを使って大変工夫しながら、2年生の子どもに理解できる授業ですごくよかったと思いました。 できれば、6年生の3学期ぐらいに、もう一度こんな授業をすれば、中学生になっても、(ちょっとむずかしい年齢なので)命の大切さなどががわかって、自殺や、いじめの防止に少しでもつながるような気がします。(Kさん)
☆バンドの小ささに驚いて 参観中、とてもいきいきと発言していて、いいクラスだなあと思いました。 赤ちゃんの頃の授業はとても楽しいみたいで、家でも、いろんな話をしてくれます。 家で写真をみたり、思い出を話をしていますが、へその緒を見せた時は、へその緒よりも、いっしょに入れてた赤ちゃんの手にするバンドの小ささに驚いていました。これからもいろいろ話をしてあげたいです。(Lさん)
☆ その日からちょこちょこ、聞いてきたり、赤ちゃん返りするように 先日はありがとうございました。学校でこのような時間がなければ、子どもと家で、生まれてきた時の話をしてなかったと思います。 インタビューされた時はあまり聞いてこなかったのですが、その日からちょこちょこ、聞いてきたり、赤ちゃん返りするようになりました。 また、聞いてきたら、赤ちゃんのころの写真やへその緒とかを見せてあげたいなと思いました。(Mさん)
☆ 次から次へと質問ぜめに 今回「自分さがしに出発だ」という事で、子どもに赤ちゃんの頃や、お腹の中でのことを家族の人と話すという宿題を持って帰ってきた時に、「何を質問したらいいか分からんわ。」っと最初に言われたのですが、「どんなことでもいいよ。」「例えば、どんな事をして遊んでたとかとか色々聞いてよ。」と一つ例をあげると、次から次へと質問ぜめに・・・・ 私自身も忘れていた子どもが小さかった頃の記憶を久しぶりに思い出すことができ、良かったと思います。 子ども自身も、生まれてきてよかったとこれから感じてくれるようになってほしいと思います。すばらしい授業ありがとうございました。(Nさん)
※たくさんの家の方から参観日の授業に対する感想をよせていただいてありがとうございました。 これからも、家の方とともに、子ども達が楽しんでくれる授業づくりをしていきたいなと、たいへんはげみになりました。ありがとうございました。(くま)
長い私の書き込みをここまで読んで もらってありがとうございました。 Jさんの感想は、初年のみんどこ?で、「なぜ私をさかごで生んでくれなかったの?」と泣かれた親の話を思いだしました。子ども達は、話の中で自分は特別な存在だったとみんなの中で確かめあいたいんだと再確認しました。また、Kさんの感想は、昨年6年を持っていて私も実践したのですが、(内容は不十分)おいたちの記やエイズの授業など最適だなっと思いました。また、Mさんの子どものように、みんなとみんどこ?の授業をともにした後で やっとちょこちょこ聞きたくなったり、Nさんのように子どもにちょっと聞きやすい雰囲気をつくってもらったら質問攻めになったということもよくわかりました。
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