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最後の感想 |
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森のくまさん
(1996)投稿日:2009年03月14日 (土) 09時41分
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人生は自分だけではつくれない・・・A HIVのことを知って、いろいろわかったことがあります。感染の仕方や、薬害・命の差、愛などを私は学びました。その中で一番心に残ったのは『LAP』です。HIV感染者を差別せず、精神的に支える、そういった活動はすばらしいと思います。特にAさんと関わったことについての文章(みちこさん)にひかれました。さずかった命、さずかった自分の人生、そして人との関わり。HIVに感染したことは確かに不幸なことです。けれども、そのために『LAP』と知り合えたこと。それは、何も病気にかからず、ぐだぐだ人生を過ごすよりいいと思います。私は、『LAP』を知って、何か自分が変わったような気がしました。気のせいかもしれません。」でも、なんだか昨日より明るくなれた、そう感じました。
人の命の重さ・・・B 僕は、この勉強をするまではエイズまたは、HIVのことををまったく知らなかった。でもこの病気の事を知り、また、命、人の心の大切さを学んだ。くま先生は、今の僕たちに必要なことを教えてくれたような気がします。エイズは、死に至る病気で、一度でも、HIVウイルスが体内に入ったら直らないこわい病気でだと知り、エイズにかかった人は悲しんだり、差別されるのがこわくて暗い性格なんだろうなと思っていたら、イブという少女のビデオを見てエイズになっても明るく生きようとしている人がいることを知りました。なんの病気を持っていない人でも自殺をする今の世の中でこんなに強く生きようとしているなんてすごいと思いました。今では、CD4をへらさない薬ができてエイズの人でも、死ななくなっってよかったと思う。人の命はとても重いと言うことを改めて思いました。エイズを学習して思ったことは、人の命の大切さ、人の心を傷つけないやさしい人間になろうと思いました。
エイズを学習して・・・C エイズという病気を勉強して学んだことはたくさんあります。まず一つ目は、人間は一人では生きていけない事がわかりました。エイズの人達は必ず誰かに支えられて生きていることが一番印象に残っています。自分が元気がない時に、エイズの勉強をしたら、私が悩んでいることやいやな事がとてもちっぽけな事がわかります。エイズの人々は何があってもくじけない不思議な力があるんだなと思いました。エイズの人たちは日々「死」と隣り合わせに生きているところを見ると、今の自分は幸せだなと思います。 私は、一度、感想文に「元気がでない」と書いたけど、今はちがうような気がします。 エイズの勉強をしたおかげで、勇気や希望を持てるようになりました。エイズ感染者は年々増えているけど、出来る限りの命が助かればいいなと思います。この世の中に命の差はあってはならない事だと思う。エイズ患者の心の中に希望という光がさす事を私は願っています。
最後まで続けてくれてありがとう!・・D 私は、エイズの事を勉強して心にひびきました。でも、エイズのことをやるたびに「え〜」などと言われ、そのことがくま先生を傷つけないかと少し不安でした。くま先生は深く考える人だから、どん底まで落ち込むのでは・・と心配でした。 エイズになると人からさけられながら生きていくという初めの勉強は少しこわかったです。でもちょっとずついろいろ知っていってLAPというグループを知りました。LAPは、エイズの人々にとても親切で、差別することなく活動していることを知って、とてもうれしかったです。はじめだけの勉強で終わっていたら、私にとって、エイズは、死と同じくらいこわい病気で終わっていたと思います。でも、くま先生は最後まで、続けてくれたので、私は、エイズのことをこわい病気ということだけではなく、エイズはこわいけれどでも、エイズになった人だけが分かることがたくさんあるということが心に残りました。この勉強をくま先生がしてくれて本当によかったです。
かがやき・・E エイズのことは知っていたけど、さらに詳しく学べました。薬害エイズ、少女いぶ、命の差、LAPの活動など、エイズを通して、おろかさ、やさしさ、強さ、思いやり、かがやきなど、人のいろんな面を学べました。 LAPのような活動をしたいけれど、できないと思うので、私に出来る限りのことをエイズや困っている人などにしてあげたいと思います。Aさんが,LAPに救われたように、救う人になりたいと思います。決して反対の人になりたくはありません。 自分がエイズにかかったとしても今回学んだ人たちのように明るく希望をもって生きていきたいとです。エイズにかかったら、そうすることが難しいと思うけど、周りの人たちに支えてもらったりして、自分一人でかかえこまないでいようと思います。そして、周りの人たちがエイズだったら自分はエイズじゃないからわからないとは思わないで、支えてあげたいと思います。
大切なのは・・なかま・・・F エイズは治らんし、怖いからならんようにしやなあかんなあって軽い気持ちやったけど、習ったら、エイズになっただけやのに、こんない苦しくて寂しくてかわいそうだと思った。薬害エイズになった人もとてもかわいそうだと思いました。 でも、・・エイズになってるっていうのに、「少女イブ」のイブちゃんとか、とても毎日明るくて元気なんだろうって思いました。でも、私は思いました。差別をする人間はいっぱいいる。けれど、自分を支えてくれる人間がそれ以上にいるから、元気でいれると思った。こんな自分でも、「あんたおもしろいね。」とか「あんたかわいいね」とか自分をそう思ってくれる人がいるから人間って明るくいれると思う。ほめてくれる人がいなかったらだれだってさびしいと思う。だから、「仲間」っていいなあってこの勉強をして少しわかった気がします。
エイズの苦しさがわかって・・・G ぼくは、エイズの勉強をして、エイズ感染者の苦しみがわかりました。エイズ感染者は「やらなきゃいけないことがある」とすごく明るく生きているのを見てぼくは、この人たちに比べたら、げんきなので、夢を持って一生懸命その夢にむかって生きていこうと強く思いました。LAPというグループがあるということも知った。エイズは心と体を傷つける病気だと分かった。 僕は「え〜またエイズ」といったりしてるのは、エイズの勉強がきらいだからいってるのではなく、毎日エイズの勉強をして、エイズのになった人たちの苦しさがいっぱい分かってつらいので、息抜きしたいということで言ったことを分かってほしいです。でも、くま先生が、エイズの勉強をしなかったら、苦しさもわからなかったので、エイズの勉強をして本当によかったと思いました。
恐ろしいエイズ・・・I くま先生は熱心にHIVのことについて授業してくれてよかったと思う。エイズについての誤解とかがとけてこれからの人生でHIVに感染している人と出会ってもなかよくしていけると思う。 自分が興味を持ったのは、原告番号20番の人の手紙と、LAPのグループです。原告番号20番の人は、夫がエイズにかかっていても、妻は子どもをつくりたくて、できたのはいいものの、医者に6ヶ月のところで止められて、妻が泣きじゃくる姿が目に浮かんできました。原告番号20番の人は本当につらかっただろうな・・・20番の人がまだどこかで生きているのなら、おせっかいかもしれないけど、はげましてあげたい。 LAPのグループは、清水さんとそのほか何人かの方で活動しているグループでエイズの人の心の支えになる仕事と知って「すごくいい仕事だな」と思った。自分もプー太郎だったらやってみたい。本当にくま先生の授業はためになった。
命・・・H 改めて、この勉強をして、命の大切さを感じた。エイズにかかっている患者が、大金をはたしていろいろな高い薬を買って、毎日毎日、薬を飲んで、必死に今を大切にしようとするエイズ患者や、必死にこれからも生きようとしていr人はいるのに、そのすばらしい人たちに、差別をしたりして、同じ人間なのにまるで、怪物のように扱われたりして、本当にエイズ患者は傷ついたと思う。同じ人間だから、エイズの人を差別しやず、共に生き合うことが大切だと思う。また、この世界の人々にエイズの事を知りちょっとしたことでは感染しないことを知って、製薬会社の人々も、世界の国々が命令して、たくさんの安い薬を開発して、安い薬を提供できるようにがんばってほしい。 これからも、大切な世界の人々の命を大切にしてほしい。
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□やっぱり健康教育っていいですね!/ヤマユリ
(1997)投稿日 : 2009年03月14日 (土) 18時43分
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最後の感想がまたまたすごいですね。不安定になって家庭訪問を繰り返していたという子も、くまさんが期待した通りこの学習で元気になっているというのがうれしいですね。私のクラスみたいにやっぱりエイズはいややという声があったんですね。それも自分でエイズの苦しさをわかってつらかったと分析して書いているのに感心しました。やっぱりそうなんだ、だから少女イヴやLAPの学習がよかったんだなと子どもたちの感想からよくわかりました。 エイズいややの声で「そのことがくま先生を傷つけないかと少しふあんでした。くま先生は深く考える人だから、どん底まで落ち込むのでは・・と心配でした。」とくまさんのことをよく理解して心配してくれてなんてやさしい子なんだろうと思いました。最後まで先生が教えてくれてよかったなんて書いてもらえたらうれしくてたまりませんね。みんながこの学習をしてそれぞれの学び方で自分のこととして考えているからきっといつまでも心に残る学習になっただろうなあと思います。 この感想を読んで私も子どもたちにエネルギーをもらいました。 ありがとう!
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